毎年、年末にはお札をお返しして参拝しております。
今年は、元旦から能登で大きな地震があり、そのあと天災や酷暑の続く1年でした。
私ごとになりますが、いろんなことがあって、そのなかには年始には想像もつかないこともありました。
本当に海外の方が多いです。半分以上かもしれません。
海外の方に興味をもって来ていただくのはうれしい、反面、なんか日本の方が少ないのは、ちょっと寂しい感じもします。
鳥居にはビニールが巻いてあります。
そういえば、寺社の柱にへんな落書きがあったり、油のようなものをまかれたりしたことがありました。
残念なことです。
コロナ禍ではソーシャルディスタンスの目印として、下のような目印があったのですが、今年はありません。
(↑2022年年末)
思えば2020年の年末は、この「草生える」みたいな目印のある賛同で、人の少ない明治神宮でした。
こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/51763
そこから4年、この「草生える」がなくなっています。
この4年、頑張ったよね、私たち。これを読んでいただいているあなたも、私もよく、生き延びました。
今年の御製
明治天皇 御製
「世の中の 事ある時に あひぬとも おのがつとめむ ことな忘れそ」
昭憲皇太后 御歌
「身にしみて うれしきものは まこともて 人のつげたる ことばなりけり」
世の中に大事があったとしても自分のすべきことがあるはずです、は、2024年の日本の時にそったお歌だし、
風の時代だ、とか、ネットで炎上している、とか、フェイクニュースだとか、「まこと」は真であり、誠、信であろうと思います。
コロナ禍が落ち着いたといえ、完全にもどるわけじゃない、もとに戻るわけじゃない、と思います。
神楽殿です。
この待合にいる時間が静かで好きです。
参道には半分以上、海外の方だったのですが、ここは日本の方ばかりです。
ずっと以前、学校だかセミナーの集団で海外の方ばかりとご一緒したことがあるけれど、さすがにご祈祷は日本人だとしてもあまりないしね。
手水をもう一度。
動画にします。
東京のど真ん中ですけれど、こうやって見るとホントに神宮の森のなか。
ご祈祷は毎年、ちょっとずつ違ってきています。
今年は、お祓いの修祓のあとにご祈祷文を奏上。
お鈴をいただいて、お神楽があって、参拝。
そんな流れだったと思います。
今年、ご一緒した方々のなかには正式参拝や、皇室弥栄の方がおられました。
ちょっと珍しい。
ご昇殿のあと、拝殿でもご挨拶します。
巨大な賽銭箱は今年もできています。
ありがとうございました。
2025年もよい年になりますよう。