最澄と空海のマンガ、ってナンだ?ナンだ?
と思って読みました。
まだ、1巻なので、物語が起動したばかりなのですが
登場人物がすごい。
まず、最澄と空海、それにその恩師と弟子達や、関係者。
全ての人物がちゃんと「生きている」
しかも、時代は長岡京から平城京へ。
このあたり、おもしろい時。
藤原薬子、早良親王、他戸親王、高野 新笠が
怨霊、生霊として描かれていて、
彼の生涯を知っている今の私たちは、
彼らの怨みが、空海(真魚)の目を通して「見える」のです。
ちょっと残酷な場面がありますし、
登場人物たちのエネルギーの強さに対抗するには
読み手にも、体力が必要だと思います。
阿・吽(あ・うん)第一巻 おかざき真理
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