穴守稲荷神社にお参りするのは久しぶりです。
2020年4月に境内の整備工事が完成して赤い鳥居もピカピカしています。
新しいビジネスビルもできてて、神社の周囲もなんだかスッキリしています。
以前のこのあたりの雰囲気を残しています。ちょっと昭和。
このときは6月にはいった時なので植えたばかりの稲穂です。
お稲荷さんというと、ちょっとしっとりとした感じがするのですけど、まったくしません。
ご祭神は、豊受姫命(とようけひめのみこと)
暖かい空気感がするのは神さまの雰囲気かもしれません。
こちらの神社はもともとは、現在の羽田空港の敷地内にあったものをGHPの接収をうけてこちらにご遷座されてきた経緯があるそうです。
その経緯を知ると「ご遷座」ともいえないような厳しい状況でした。
もちろんご奉仕される方々のご苦労もありながら、ここまでスッキリとされているご様子からも、ご神徳の大きさを感じます。
拝殿の隣に赤い鳥居が奥宮と稲荷山まで続いています。
右側が必勝稲荷。左の小さな祠には御神砂(おすな)と書かれていました。
御神砂をいただいて帰ると招福や商売繁盛、病気平癒に御利益があるそうです。
奥宮でいただけるのですが、手前にもありました。
また、この右の必勝稲荷ですが、奥宮、あるいは稲荷山に向かっていくとだんだんとお名前が変わっていくのです。
なので、順をおってお参りをしながら奥宮、稲荷山に向かいます。
必勝→開運→出世→繁栄と並んでいます。
そうだよなあ、まず自分がちゃんとしてから、周囲の繁栄を願いなさい、ってことなんだと思いました。
感謝も大事だし、周囲への奉仕も大事だけど、まず自分が自分の面倒をみる事、お稲荷さんであるから、自分の食べる分のお米を稼ぎなさいよ、仕事ができるように頑張りなさいよ。
まずは、そこからですよ、話は、と受け取りました。
奥宮でもご挨拶しました。
すごい、としか言えません。
以前の奥宮の雰囲気も独特でしたが、昭和から令和にバージョンアップしてパワーアップしておられました。
今年(2022年)は梅雨に入るのかどうかわからないような旱天です。
あじさいもしっとりした雨を望んでいるようでした。
穴守稲荷神社 公式サイト https://anamori.jp/