ことしも残り少なくなってきて、来年のことが気になってきました。
西洋占星術では春分を1年の始まりとしているのですけれど、やはり多くの人の意識がグレゴリオ暦、大晦日というところに向かうので、それを無視できるものではないと思います。
2024年には、4月21日に木星が牡牛座で天王星と重なったあと、5月26日に双子座に移動します。
また、冥王星は1月21日に水瓶座へ移動(最初は2023年3月24日が最初で、これは2度目)したあと、逆行で9月2日に山羊座に戻り、最終的には11月20日に水瓶座へ移動を完了します。
そういった大きな動きはあるのですが、少し長い目でみると、2024年は2025年の前年である、という意識は持っていたいのです。
「なんだ、それ、当たり前じゃない?」でしょうけど、単に数字のコトではありません。
2025年には、海王星が3月に牡羊座に入ります。また天王星も7月に双子座へ。土星も5月牡羊座に入ります。
木星は6月に双子座から蟹座へ移動します。
海王星、天王星、土星はその後、逆行でもとのサインに戻り、最終的には2026年に移動を完了します。
さらに、2025年にはノード軸も牡羊座から魚座に移動します。
トランスサタニアンという社会ではなく、時代を象徴する天体と、ノード軸がそれぞれサインを移動するだけでなく、牡羊座0度という春分点を超えていくことはかなり大きなインパクトであると思うのです。
なので来年(2024年)はどんな年になりそうですか?という問いに対しては、2025年の前年、というミもフタもない話になりそうなのです。
それはつまり、今年(2024年)ではなく、来年(2025年)を考えるというスタンスも持っていたいのです。