八坂神社(東村山)の境内社です。
ちょっと珍しいのは、こちら。
いちばん左の蚕影(こかげ)神社。
和久産巣日神(わくのむすびのかみ)とありますが、
ご由緒書によると、蚕神(かいこのかみ)とあります。
外宮の豊受神姫神を生んだかたで、豊穣の神様。
また、養蚕(ようさん)の神様でもあり、
この地でも以前は養蚕が行われていたようです。
写真には写っていないのですが、ご神体が扉の間から見えます。
人形というか、ヒトのかたちをしています。
いいのか、見えて、と思いましたが、
でも、八坂神社にはこの方々もお祭りされていると
ご由緒書にありましたので、実体は本殿にいらして
こちらは「カタチ」だけなのかもしれません。
水を守って、疫病退散の牛頭天王と、
蚕影社という古いお社です。
東村山のふるさと歴史館では、
「繭と糸~養蚕と機織の道具と信仰~」という展示もあったようです。
八坂神社 東京都神社庁北多摩支部のページ