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土星海王星コンジャンクション ~ 過去はなにがあった?

2026年2月21日 牡羊座で土星と海王星という時代、社会を象徴する天体が重なります。

というか、今も、ほぼ、ずっと重なっています。
なので、あとになって「ああ、あれは土星と海王星が重なったことを象徴するような出来事だったよね」と思いだすこともあると思うのですが、それが2026年2月21日ぴったりに起こることではないのです。

海王星は、1周まわってくるのに時間のかかる天体で、それが土星と重なるのは、約36年に1度のことです。

さらにそれが春分点、牡羊座0度で重なるということは、暦がある限りはない珍しいイベントです。
ここでは、過去、何が起きるのか考えてみたいと思います。

過去に、土星と海王星が重なったときをまとめました。
だいたい36年ごとになります。

今回は、一番上の行です。

前回(番号1)は山羊座で土星と海王星が重なっています。その前は天秤座(番号2)で、その前は獅子座(番号3)です。

一方、海王星は公転周期165年で、前回、牡羊座に海王星があったのは1861~1875年。(番号4)
このときは、土星は、乙女座から水瓶座を運行しているので、コンジャンクション(重なる)はありませんでした。

牡羊座で土星と海王星が重なったのは、さらにその前に海王星が牡羊座に入った時期(番号6)の、1703年(番号7)です。

このあいだに、前回の水瓶座冥王星時代があります。(番号5)


土星と海王星については、以前に書いた記事から引用します。

海王星は「夢・無意識」「混乱」「共感」「芸術」「境界の曖昧化」などが象徴されます。
土星は「制限」「試練」「構造」「限界」「達成」「時間」などが象徴されます。

つまり、
1.幻想が無制限に広がることは、SNS戦略とも言われるが、ネットでの虚言や炎上、AIによるディープフェイク。
2.偽物の大量生産。意識していない事も多いけど。
3.暗黙の社会のルールが壊れていくのは、グローバル化によるルールの複雑さも。
4.ルールのアップデートの速さは、意図しなくてもルールに違反したり、ハラスメントになってしまうこと。
5.企業や組織が社会規範や法律を守らなかったりすることは、日本においてはこれに同調圧力も。
6.物理的な国境がなくなってきていることは、オーバーツーリズム問題や、(少子化に対しての)外国人の増加。
などが読めます。→ https://divinus-jp.com/archives/93198

土星と海王星の象意からしてスピリチュアル、宗教というテーマもあるので、社会的なイベントとは別に書きます。

イングレスが何回かあったり、上に書いたようにオーブ(幅)があるので、その前後の出来事としてもとらえます。

<目次>
山羊座での土星海王星コンジャンクション

天秤座での土星海王星コンジャンクション

獅子座での土星海王星コンジャンクション

1861年~1875年牡羊座海王星

1777年~1798年水瓶座冥王星

前回の牡羊座での土星海王星コンジャンクション

36年ごとのサイクル


山羊座での土星海王星コンジャンクション

1.既存体制の崩壊と変容

土星の示す「社会体制」や「国家」に、そこに海王星の「溶解」の力が加わったことで、盤石と思われていた権力構造が崩れ去りました。

・ベルリンの壁崩壊(11月): 東西冷戦の象徴であった壁が、人々の理想(海王星)によって崩壊(土星の解体)しました。

・天安門事件(6月): 民主化への理想(海王星)が国家権力(土星)と激しく衝突した象徴的な事件です。

・昭和から平成へ: 日本では1月に昭和天皇が崩御されました。一つの大きな時代(土星的秩序)が終わり、新しい時代が始まりました。昭和の歌姫である美空ひばりさんもお亡くなりになりました。

2.バブルの絶頂と「虚構」の膨張

海王星は「夢」や「幻想」も意味します。戦後3回目の長期大型景気は続いたのですが、それ以上に価値観が海王星に煽られ、実体のない膨張を見せました。

バブル経済のピーク: 1989年末、日経平均株価は史上最高値(38,915円)を記録。土地や株という「形あるもの(土星)」の価値が、どこまでも膨らむ「幻想(海王星)」に膨らんでいきました。

消費税の導入(4月): 新たな社会の仕組み(土星)が作られましたが、国民にとっては混乱と不透明感の強い制度です。

スピリチュアル的イベント

1.日本における「新新宗教」

1980年代後半は、従来の伝統宗教や戦後派の新宗教とは異なる「新新宗教(しんしんしゅうきょう)」が登場しテレビCMなどでも見かけた時期です。

1989年1月7日 昭和天皇が崩御されたことはとても大きな損失でした。 日本にとっては、一つの巨大な喪失感と、新しい時代への期待と不安が、人々の精神的な拠り所を求める心理に拍車をかけました。

・幸福の科学の躍進: 1986年に設立された「幸福の科学」が、大川隆法氏の著書がベストセラーを連発た時期です。(宗教法人としての認可は1991年3月)

・オウム真理教の台頭: 1989年、オウム真理教が東京都から宗教法人の認可を受けました。この時期、空中浮揚などの超能力を売り文句にバラエティ番組にも登場しはじめましたが、一方で、最初の信者の殺害事件を起こしています。

2.ニューエイジ・ムーブメントと「精神世界」

1970年代に欧米で始まったニューエイジ思想が、1980年代後半の日本で「精神世界」という言葉として定着しました。

・チャネリング・ブーム: 1983年にシャーリー・マクレーンの著書『アウト・オン・ア・リム』が出版され、1986年には邦訳されました。また、バシャール(ダリル・アンカ)などの「チャネリング(高次の存在との交信)」がブームとなりました。

・クリスタル・前世ブーム: 水晶(クリスタル)を用いたヒーリングや、前世療法への関心が一般層にまで広まりました。

・雑誌の影響力: 雑誌『ムー』(1979年創刊)が、オカルトだけでなく精神世界の情報源として影響力を持ち、漫画『ぼくの地球を守って』(前世のつながりが描かれています)が1987年1月から連載を開始し、この前後、「前世の仲間さがし」が加熱しました。

象徴的な事件として、1989年8月16日、徳島市内の少女3人(14歳ふたり、10歳ひとり)が自殺未遂を起こしてしまいます。彼女たちは映画を観に行った帰りに鎮痛剤を服用し、午後9時少し前に路上で意識不明になっているところを救助されるという事件がありました。その後、『ぼくの地球を守って』の作者が、コミックス第8巻(1989年12月初版刊行)で「『ぼくの地球を守って』というマンガは、始めから最後まで間違いなくバリバリの日渡の頭の中だけで組み立てられているフィクションです。実際に在る話をドラマ化したわけでも何でもありません」と発表しています。


天秤座での土星海王星コンジャンクション

1.「権威の喪失」と「時代の終焉」:スターリンの死

土星(秩序・リーダー)と海王星(溶解・消滅)という意味で、ソ連の絶対的指導者ヨシフ・スターリンの死去(1953年3月)です。

これにより、それまでの冷酷な独裁体制が揺らぎ、後の「スターリン批判」や冷戦の「雪解け(海王星的な緩和)」へとつながる一歩となりました。

2.「境界線の固定」と「平和への希求」

天秤座は「均衡」や「外交」を司るサインです。ここで土星(制限)と海王星(理想)が重なったことは、泥沼化した紛争に一つの区切りをつけました。

・サンフランシスコ平和条約(1952年4月28日発効): 最初のコンジャンクション前になりますが、 コンジャンクション(合)に向かっていくプロセスのなかで、この条約は「国家の枠組み(土星)」を再構築しつつ、「国際社会への復帰という理想(海王星)」を追い求めた結果といえます。この条約の発効により、日本は約7年間にわたる連合国軍(GHQ)の占領下から脱し、「独立国家」としての形(土星)を取り戻しました。一方で、海王星は「不透明さ」や「理想と現実の混濁」を象徴します。

当時は冷戦が激化しており、条約締結にあたって「全ての国と講和すべき(全面講和)」か「西側諸国のみと講和すべき(単独講和)」か、で国論が二分されました。そのなかで、理想(海王星)としては全方位との平和を望みながらも、現実(土星)としてはアメリカを中心とする西側陣営に組み込まれるという、天秤座的な「均衡」の難しい選択でした。

・日米安保条約: 同時に署名された日米安保条約は、まさに土星的な「防衛の壁」を築くものでしたが、同時に日本の進路を一つの方向に固定することにもなりました。1951年に署名され、翌1952年に発効した安保条約を失効させて、1960年に新たな条約として締約・批准されたものが、現状の日米安全保障条約となります。この条約は、日本の戦後政治、経済、社会、そして安全保障の根幹を成す極めて大きな影響力を持っています。それが現在も大きな意味を持ち、問われています。

・朝鮮戦争の休戦協定: (1953年7月27日に署名)これも冷戦体制のなかで、理想的な平和(海王星)には至らないものの、現実的な妥協点としての境界線(土星)を引くことで、力の均衡(天秤座)を図りました。38度線という「目に見える壁(土星)」が作られました。

3.華やかな夢の固定化

天秤座は「美」や「社交」も司ります。この時期、大衆の「夢(海王星)」が「形(土星)」として家庭に届けられ始めました

・NHKが放送を開始:1953年2月1日NHKがテレビ放送を開始。人々は「ブラウン管という箱(土星)」の中に「映画のような世界(海王星)」を見出しました。

・鉄腕アトム:1952年、手塚治虫の『鉄腕アトム』の連載が始まりました。これは科学技術という現実(土星)に、未来への夢(海王星)を託した象徴的な作品です。

・エリザベス2世の戴冠式:1953年6月2日伝統的な儀式(土星)が、最新のメディアであるテレビ中継(海王星)されました。

・「ローマの休日」:映画: 『ローマの休日』が公開(1953年)「王女(土星的責任)」が「つかの間の自由と夢(海王星)」を味わうというストーリーは、まさにこのコンジャンクションのテーマ。オードリー・ヘップバーンはファッションアイコンとなりました。

スピリチュアル的イベント
1.日本:新宗教の躍進

戦後の信教の自由により、抑圧されていた宗教団体が一斉に活動を本格化させました。

創価学会の「大折伏」: 1951年に戸田城聖が第2代会長に就任。1953年前後は「75万世帯の勧誘」を掲げ、猛烈な勢いで会員数を増やしていた時期です。

・新宗教ブーム: 北村サヨによる「天照皇大神宮教(踊る宗教)」などがメディアで大きく取り上げられました。このころ、爆発的に普及しました。

2.世界:ポジティブ思考とサイエントロジーの誕生

欧米では、現代スピリチュアルの源流となる「ポジティブ・シンキング」や、新しいタイプの精神運動が登場しました。

・『積極的考え方の力』(1952年出版)世界的ット:ノーマン・ヴィンセント・ピールが大ベストセラーとなりました。「思考が現実を作る」という現代の「引き寄せの法則」のルーツが、この時期に一般大衆に浸透しました。

・ビリー・グラハムの台頭: キリスト教の伝道師ビリー・グラハムが、ラジオや大規模な集会を通じて国際的な影響力を持ち始めたのも1950年代初頭です。

3.「宇宙意識」とUFO現象の始まり

現代のスピリチュアルに欠かせない「宇宙的存在」への関心が、この時期に形作られました。

・ジョージ・アダムスキーの「宇宙人遭遇」: 1952年、アダムスキーが金星人と会ったと主張し、翌1953年に『空飛ぶ円盤実見記』を出版。これが世界的なUFO・宇宙人ブームの火付け役となり、「宇宙からのメッセージ」というスピリチュアルなジャンルが確立されました。


獅子座での土星海王星コンジャンクション

1.絶対王政の終焉とカリスマの出現・ロシア革命(1917年):ロシアのロマノフ王朝など、かつての「王(獅子座)」としての絶対的な権威(土星)が、民衆の抱く革命という理想や混乱(海王星)によって、足元から溶かされて崩壊していく様を表しています。また、獅子座は強烈な個性を求めます。そこに海王星が加わることで、人々を熱狂させるカリスマ的な指導者(レーニン)が現れ、大衆を理想(あるいは幻想)へと誘う世相が生まれました。

・社会主義という理想: 「平等な理想郷」という壮大なビジョン(海王星)を、現実の国家体制(土星)として構築しようとする実験が始まりました。

2.第一次世界大戦

・新兵器として戦車毒ガス(化学兵器)潜水艦(Uボート)飛行機(航空機)などの画期的な新兵器が実戦投入され、戦争の様相を大きく変え、土星(塹壕・防御)の中に、海王星(毒ガス・不可視の恐怖)が入り込む恐怖、視界になかったのに海中から突然、現れる潜水艦。大規模な殺戮と非戦闘員への影響をもたらしました

3.スペイン風邪

・土星(身体・社会構造)が海王星(ウイルス・感染症)によって蝕まれ、多くの犠牲者がでました。

4.ユングとフロイト

フロイドやユングによって「無意識(海王星)」が「学問・理論(土星)」として体系化され始めた時期です

フロイトは第一次世界大戦後、戦争神経症の患者を多数診察することになっています。その折、1920年に親しくしていた弟子フォン・フロイントが亡くなり、その数日後にも娘ゾフィーが亡くなっています。

スピリチュアル的イベント

1.世界:死者との対話

第一次世界大戦による膨大な戦死者は、愛する人を失った人々に「死後の世界」とのつながりを強く求めさせました。

・コナン・ドイルと心霊主義: 『シャーロック・ホームズ』の著者アーサー・コナン・ドイルは、息子を戦争で失ったことをきっかけに心霊主義(スピリチュアリズム)に深く傾倒。1917年前後は、彼が講演活動を通じて「死後の生存」を精力的に説き始めた時期です。

・コッティングリー妖精写真(1917年): イギリスの少女たちが庭で妖精と遊ぶ写真を撮影したとされる事件です。当時は多くの知識人がこれを本物だと信じ、ドイルもこれを支持しました。科学が万能視される一方で、目に見えない世界への素朴な憧憬が強かったことを象徴しています。

2.カトリック最大の奇跡:「ファティマの聖母」

1917年、ポルトガルの小さな村ファティマで、スピリチュアル史上最も有名な奇跡の一つが起こりました。

・ファティマの出現(1917年5月〜10月): 3人の羊飼いの子供たちの前に聖母マリアが現れ、3つの予言(秘密)を託したとされています。

・太陽の奇跡: 10月13日、数万人(一説には7万人)の群衆の前で、太陽が異常な動きを見せ、色を変えて落下するように見えたという現象が報告されました。これは当時の新聞でも報じられ、カトリック教会が正式に認める「奇跡」となりました。

3.日本での生命の希求

日本では、封建的な価値観から解放され「生命の本質」や「救い」を求める独自の精神文化が栄えました。

・大本(おおもと)の爆発的拡大: 出口王仁三郎率いる大本が、メディアを駆使した宣教活動で急速に勢力を伸ばした時期です。1917年には京都の綾部を中心に、後の「第一次大本事件」へ向かう熱狂的なうねりが形成されていました。

・夏目漱石の関心:夏目漱石は心理学者が語る心霊現象に興味を示し「幽霊は馬鹿にできない」と受け止めています。幽霊が科学の発展とともに、学術的な議論の対象となりました。


1861年~1875年牡羊座海王星

前回、牡羊座に海王星が入ったときは、明治維新から開国にいたる時期です。
この時は、海王星は牡羊座に入りましたが、土星とのコンジャンクションはありませんでした。

詳細については、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87970


1777年~1798年水瓶座冥王星

前回、水瓶座に冥王星がはいったときは、フランス革命とアメリカ独立が代表的なイベントです。
こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/68196


前回の牡羊座での土星海王星コンジャンクション
1.生類憐れみの令・元禄文化と元禄大地震

・元禄時代は、経済が発展し、町人文化が花開いた時代です。貨幣経済の浸透、派手なファッション、歌舞伎や浮世草子など、人々が「浮世、はかない夢の世界(海王星)」を謳歌しました。

・「すべての生命を慈しむ」という思想自体は高潔で海王星的(慈愛・融解)ですが、それが法律という土星的な枠組みと結びついた結果、現実離れした令となりました。牡羊座は、「純粋さ」ゆえに「極端」に走りやすいサインです。綱吉の「理想を力ずくで現実に当てはめる」姿勢となりました。

・1703年の地震は、当時の人々に「綱吉の政道(生類憐れみの令)が天の怒りに触れた」という認識を強く植え付けました。海王星的な「目に見えない罪悪感」が、土星的な「天災という現実」によって突きつけられた形です。

・この後、日本は新井白石による「儒教的で合理的な政治(土星的な再構築)」へと移行していきます。

2.スペイン継承戦争の泥沼化

・1703年、スコットランド議会はイングランドに対して公然と反旗を翻しました。イングランドにとって、背後のスコットランドが独立し、敵国フランスと手を組むことは最大の恐怖でした。

・1703年は、スコットランドが最後に「独立」の牙を剥き、それをイングランドが「生存戦略」として飲み込むための、最も激しい衝突が起きた年でした。この時の牡羊座的な「闘争」を経て、1707年の土星的な「一つの大国(グレートブリテン)」という構造が誕生することになります。


36年ごとのサイクル

1917年、1953年、1989年という、およそ36年周期(あるいは歴史の節目)で訪れるこれら3つの時代を比較すると、共通したキーワードが浮かび上がります。

これら3つの時代を貫く共通ワードは、「既存の価値観の崩壊(デストラクション)」「目に見えない力の再発見(リカバリー)」、そして「新時代の予兆(プロフェシー)」です。

1.既存の価値観の崩壊(デストラクション)

どの時代も、それまで人々が信じて疑わなかった「社会の枠組み」が大きく揺らぎ、人々のアイデンティティが危機に瀕した時期です。

  • 1917年: 第一次世界大戦により、近代化や科学技術が「大量殺戮」に使われたことで、欧州の理性への信頼が崩壊しました。
  • 1953年: 第二次世界大戦の敗北(日本)から冷戦体制、核兵器の登場による「人類滅亡」の現実味が、これまでの国家観や道徳を白紙に戻しました。
  • 1989年: 冷戦の終結(ベルリンの壁崩壊)とバブル経済の絶頂・終焉により、政治体制や「お金=幸せ」という単純な方程式が機能しなくなりました。

2.目に見えない力の再発見(リカバリー)

社会が混乱し、物質的な保証がなくなると、人間は必ず「内面」や「未知の領域」に答えを求めます。これを「スピリチュアルへの回帰」と呼びます。

  • 1917年: 死者との対話(心霊主義)や、マリアの出現(ファティマ)という形で、「死」や「神」が身近になりました。
  • 1953年: アダムスキーのUFO遭遇やポジティブ思考の普及により、「宇宙や潜在意識」という新しいフロンティアが開拓されました。
  • 1989年: チャネリングや前世ブームにより、「自己のルーツや多次元的な意識」がエンターテインメントと融合しながら一般化しました。

3.新時代の予兆(プロフェシー)

これらの年はすべて、単なる混乱期ではなく、「次の30〜40年を決定づける新しいOS(思考体系)」がインストールされた年でもあります。

時代 古いOS(終わったもの) 新しいOS(始まったもの)
1917年頃 王政・帝国主義 個人の生命主義・民衆の意識
1953年頃 伝統的な因習・精神論 科学と神秘の融合・成功哲学
1989年頃 組織・イデオロギー 個人の癒やし・ネットワーク化

【36年ごとの「スピリチュアル」の噴火】

約36年という周期は「理想が現実の形を変えるサイクル」と言われることがあります。

  1. 社会が物質的に行き詰まる。
  2. 人々が不安から「見えない世界」に救いを求める(スピリチュアルの流行)。
  3. そこから新しい生き方のヒントを得て、次の時代の常識が作られる。

1917年、1953年、1989年というステップは、「目に見える世界(物質)」から「目に見えない世界(精神)」のバランスを調整しようとしてきたのかもしれません。

さて、2026年はどんな年になるでしょうか。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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