「不二神社」「福地明神」とも呼ばれているそうです。
傍目からは、境内でラジオ体操をやっていそうな町の神社。
富士山本宮浅間大社のそばなのですが、なかなか、わかりにくいところかもしれません。
この富士山からの水の流れを渡って、ご社殿があるというのも、富士山のまわりの神社によくある造りです。
あ、大きい。
この日は、夏至だったので、天地のエネルギーが高いせいもあるのかもしれません。
境内の隣には、シーソーがあったりして、のんびりしたところで、もちろん、この地を守っていらっしゃる地元の神さまなのですが、この大きさは、なんだろう。
富士山の古層と、根源に近いパワー。でも、それよりも気になるのは、隣の摂末社。
ご祭神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナギノミコト)とあります。
三峯神社と、富士山のラインはあるんだろうけど、どういった経緯で、こちらにいらっしゃるのかは、わかりませんでした。
富士山の古層より、こちらの方がアピールが強いので、うっかりこちらを先に参拝してしまいそうでした。
こちらが、富士山本宮浅間大社の場所におられたので、浅間大社の元宮ともいえます。
でも、ここフジの、この古さにアクセスする、できる、あるいはアクセスする必要がある方は、なかなか、いないかもしれません。
明治になって変わったようですが、それまでは福地太夫(ふくちだゆう)と呼ばれる神主は、世襲制だったそうです。
今は富士山本宮浅間大社の宮司が務められているそうですが、この福地太夫になにか、ありそうなのですが、今は、わかりません。
振り返ると、シュっと小さくなるお社なのですが、この古さ、深さ。
富士、不二、不死、フジ、フヂ、フシと呼ばれる山の古層は、まだまだ、深いようです。
富知神社 静岡県神社庁のサイト
八雲さん の このサイト では、富士山の神社について、詳しく書かれています。
こちらの、富士山の神社 の 富知神社 のサイトでは、美しい動画もアップされています。