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日食と北朝鮮 2017年8月

8月11日 北朝鮮の米領グアム島周辺への弾道ミサイル発射計画を公言したことに対し、米国トランプ大統領が軍事報復を示唆する発言を行っています。
この北朝鮮がミサイルが「島根・広島・高知の上空を通過する」などと発表しています。
また、韓国での定例の軍事演習は21日から始まります。

そしてこの8月22日(現地時間)には、アメリカを横断する皆既日食があります。食は、それ以降の社会的変化を促進していくものです。それ自体が「良い」「悪い」はないのですが、この流れから、もう一度、みておきます。

2012年の日本の日食は、日本を南北に縦断するものでした。当時は、野田さんが首相で自民党は野党でしたが、その年の12月に与野党が逆転しています。
この上下が反転することをこれに関連して読むと、今回のアメリカの日食が、アメリカ大陸を横断することは、アメリカを二分する動きと読むことができます。

それとは別に、アメリカの皆既日食と北朝鮮危機を検証するのがこの記事の目的です。
出生図とは、その人が生まれたときの星の配置。
原始図は、その国が生まれたときの星の配置。
日食図、月食図は、そのイベントが起こっているときの星の配置。
アストロマップは、そのときの天体の配置を地球におとしたもの。

検討材料は
アメリカ合衆国原始図(射手座ライジングチャートをとります)
トランプ第45代アメリカ大統領の出生図
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の原始図(時間が確定できず)
キム・ジョウン労働党委員長出生図(誕生日が未確定)
2018年8月21日(現地時間)の日食図
2018年の夏至図
2018年の春分図
夏至、日食のアストロマップ
日食帯とアストロマップ
習 近平総書記の出生図(出生時間不明)
安倍総理の出生図(出生時間不明)

(北朝鮮の原始図、キム・ジョウン委員長の出生図については、情報が不正確なので参考程度)

やまほどチャートを出しても、わからないので「賑やかし」に、チャートはふたつにします。
トランプ大統領のチャート

2018年8月 皆既日食のチャート

ここから
1.トランプ大統領のアセンダント(獅子座29°)と火星(獅子座26°)に、アメリカの日食図の太陽(獅子座28°)と、北朝鮮の原始図の土星(獅子座28°)がのっている。
2.安倍総理の冥王星(獅子座25°)もゆるく、かかわっている。
3.キム委員長の太陽(山羊座17°)に、夏至図、日食図の冥王星(山羊座17°18°)がのっている。
ただ、キム委員長のそのほかの天体が、なんのことやら、というくらい関係ないので、そもそも誕生日が信頼できない。北朝鮮ではカリスマ性を高めるために、誕生日を創ることもある。
4.夏至の時のアストロマップでは、火星がピョンヤンを、冥王星が四国を通過し、グアムには遠くに天王星が通過している。アストロマップは10分違うだけで、かなりの距離が違ってくるので、ここは検討の余地あり。
5.日食の時のアストロマップ及び、日食帯とアストロマップの、共通点は見当たらない。ただし、アストロマップの扱いは、4.と同じで注意が必要。

日食の時は、トランプ大統領の火星、太陽が関わっているので、なにかのきっかけがあると火がつきやすい状態ではあるが、時期としては日食にかぎらず、短くとも秋分までは注意が必要なようです。北朝鮮問題は、別としても、この日食の時期から、トランプ大統領を掲げるアメリカは変化していくと、ここでも読めます。

北朝鮮の大陸間あるいは、中距離弾道ミサイルが「火星」であり、ピョンヤンを火星が通過しているので、夏至から秋分までに、ミサイル「火星」が発射される事が示されているが、その方向としては、グアムからは外れると読めます。
アストロマップが示す火星は、チェジュ島が通っている。7月末の日韓の軍事演習にアメリカが参加したルートにあり、また、高高度防衛ミサイル(THAAD・サード)が在韓米軍で配備されたところなので、こちらをむしろ注目しておく必要があると思います。

最悪の事態をさけるために、交渉をおこなっていると思うので、それぞれ水星もみておきます。
トランプ大統領の水星は蟹座8°で、北朝鮮原始図の天秤座8°に水星がある。それぞれの水星に海王星がからんでいるので、ハッタリやウソも込みで交渉がなされていると思います。
蟹座と天秤座なので、交渉の困難さを示していますが、まったくチャンネルがないわけではない、と読みます。

また、日食時に火をつけるきっかけとなるのは、火星ですが、木星と土星に押さえられています。
1.日食図の木星(天秤座20°)に習書記長の土星がのっている。
2.日食図の水星(乙女座8°)アメリカ原始図の天王星(双子8°)に対し、習書記長の木星(双子座8°)と誕生日が未確定ながら、ゆるめにキム委員長の天王星(射手座11°)がかかわっている。

北朝鮮へのプレゼンスの大きい中国ですが、やはりここでも影響が大きいことがわかります。
中国の厳しい態度があれば、パワーバランスをとることになります。
今回は、キム書記長の飛び道具の持ち込みに対して、習書記長がどこまで受け入れていくかという事もありますが、日食のチャートでは決着がつなかい様子が読めます。
ただ、それぞれルーラーがからんでいるので、悪い方向にはころんでいかないと思います。
また、習書記長とトランプ大統領はともに双子座の太陽なのですが、習書記長が抑制の効いた太陽であることに対し、トランプ大統領の太陽が、はっちゃけている事が対照的です。

つまり、日食前後に関しては、北朝鮮のミサイルは、別の地域へ発射される可能性が高く、また交渉は困難ながら、全く交渉できない状況ではないので、最悪の事態は避けられると思います。
しかし、アメリカはこの北朝鮮問題とは別に、日食後は変化していくことになるようです。
これに関して、中国のプレゼンスは無視できませんが、具体的に関わってくるかは疑問。また、一気に解決する問題ではないことを示しています。

あと、安倍総理は、遠目から脅威を感じている事が読めます。

今後の検討材料として記事にしました。

チャートは、 astro.comさん で作成しました。


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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