昨日(2017年8月12日)、日航機が離陸後すぐに羽田にもどり、緊急着陸したというニュースがありました。
おりしも、御巣鷹山の事故から32年の日であり、同じ伊丹行き、油圧系統トラブルなどそっくりな状況だとツイッターのタイムラインに流れてきました。
32年前の事故では、多くの犠牲者を出し、いまだに慰霊登山が行われています。そして、悲しい教訓として事故の再発防止に長い時間をかけて取り組んでいる方々がおられます。
また、今回のことも、大事に至らなくて良かったと思う一方、事故を未然に防いだ方々と、恐ろしい時間をすごした搭乗客とその関係の方もおられるので、軽々には論ずる事はできませんが、この事故とインシデントを自分の研鑽材料として、この二つのチャートを比較したいと思います。
1.同じ日ほぼ同時刻なので、太陽は同じ位置(獅子座19°)
2.火星が同じ獅子座にあり同じ位置(11°、14°)、太陽とほぼ合。
3.蟹座に金星がありほぼ同じ位置(11°、14°)
4.水星逆行。
5.冥王星と木星がスクエア。冥王星と海王星がセクスタイル。
という似ている点があります。天体の品位は同じ。
これに対し
1.火星(金星)については、11°と14°という度数の違いがあると思います。11°のテンションの高さに比べ14°は落ち着いている度数にあります。
2.水星逆行については、85年は水星が太陽と火星のあいだで逆行していて蠍座土星とスクエアであることに対し、17年は水星は太陽とアスペクトなく、また、ほぼ留まっているが逆行直前。土星とは、射手座サイン内でスクエアだが、離れていることが違います。
3.月のアスペクトが違います。85年は月が海王星とオポジションで調停が冥王星。17年は月は火のグランドクロスと活動宮のグランドトラインに入っていることも違っています。
4.85年には天頂に天王星があるが、17年に天頂には土星があります。しかし17年では、かなり離れている。
また、17年には、アスペクトの多さが目立ちます。
17年はグランドクロス、グランドクロスに月がはいっていて、また、太陽、火星も土星、木星と小三角。風と土のミスティックレクタングルというアスペクトという複雑なアスペクトが組み合わさっていました。
これが私には天体同士のセイフティネットに見えました。
チャートは、MyAstoroChartさん で作りました。
日航機 御巣鷹山墜落事故 ( ウィキペディア )