大鳥居です。
海のなかに立つ大鳥居から、海のなかから参拝する方々の祓いをするために、舞台の左右に、左門右門の客神社があります。
海からの参拝のためだけなら、海の方向を向いていると思うのですが、この神社は、本殿向きです。
海からだけでなく、山の方向も意識してるようです。
神さまに向けて奉納されるための舞台もあります。
本殿に挨拶します。
入口のところにある客神社とは、まったく違う感じです。
そこに「ある」、という感じがあまりないです。
むしろ、存在感がまったくなくて、すうっと抜けていくようです。
世界文化遺産に登録されたのが原因なのかもしれませんが、いろいろな目的の方が、数多くいらしゃいます。
まわりには、そこで、そんなポーズで写真を?というような海外の方もいます。
神さまからしたら、どんな人も大差はないのだと思うのですが、参拝していると、周囲の雑音が大きいせいか、神さまが奥のほうに、遠くになっていらっしゃるように感じます。
むしろ、その向こうの、弥山を感じます。
本殿を通して、弥山から降りてくる、や、海から上がってくる流れを感じます。
一方向ではなく、両方からやってきて、両方にぬけていきます。
でも、雰囲気としては、雅なモノがあります。
平安時代の平家にゆかりの深い神社ですから。
本殿裏手には、こんな鳥居がありました。
この先からは、入れません。
狛犬をアップで。
おみやげもの屋さんの品を、とってはダメだよ。