実は予定外だったお寺です。
十日町市博物館に、火焔式土器を見に行って (こちらの記事で) 参拝しました。
ここは説明ができないのですが、全体のたたずまいというか、このリッパな山門と参道の真ん中に置かれた石から、禅のお寺なんだなと思いました
たぶん、地元の方、檀家の方、座りにくる方しかこないお寺なので、お騒がせしないように参拝します。
山門の手前には、お不動さま。水をかける式。目黒不動にも水をかけるお不動様がいらっしゃいました。こちらです。
扁額。読めない。帰って調べたけれど、わからなかった。
「禅」って読めるんだよね、右端。禅師山へ帰る、かなあ。
それとも「神」なのか。
大きなわらじ。
浅草の浅草寺にも大きなわらじがかかっています。
こんな大きなわらじを履く仁王さまがこのお寺を守っているのか、と悪いモノがおどろいて去って行くということでした。
写真だと伝わらない。しかも、サイズの小さなブログ写真では粗くなってしまうけれど、左右の苔が美しい。
静謐。
茅葺きの急勾配が、豪雪地帯であることを思わせます。すばらしい。
豪雪地帯のこのあたりでは、古い木造の家だと、雪囲いができる家になっていますが、新築の家では、玄関から階段になって少し高いところに入口があるお家が目立ちました。
坂上田村麻呂によって開かれたと伝えられていて、本尊は、観音像だそうです。
中をみるとお前立ちの小さな観音さまがおられました。
水瓶をもたれた観音さま、だと思うのですが、スタイルが阿弥陀如来さまのように座っています。調べたのだけれど、観音さまなのかどうか、わからなかった。
こんなに素晴らしいところが、ひっそりとあるなんて、と感動。
禅のお寺独特の厳しさがあり、静かで素晴らしいところでした。
みなさんに知っていただきたいけれど、あまり場が荒れても本来ではない、というこのブログのジレンマよ(笑
心静かにお参りできてよかったです。
大井田地区振興会が制作した空撮動画。
そして、このお寺について、情報が少ないなか、この全国大井田同族会の 清風萬里 というサイトの熱量はスゴかったです。
このサイトのなかのこちらの神宮寺についてのページが こちら。