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八坂神社 3 本殿裏 十社 神馬舎

本殿の前とかでは、よく、わからないなあ。
まして、舞殿は、祇園らしく華やかなムードはあるけど
それはまた、この街の別の面だしなあ。
もうちょっと見てみよう、と本殿ウラへ。

こっちの方が、「アル」というか、わかりやすい。
これは、本質はコワい方だなあ、と思いました。
生命を与え、あるいは、奪っていくのは、同じ方です。
その方に、千年以上もつきあってきた京都に住む人の
懐の深さも、また、おそろしいとも言えますね。

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本殿の隣りには、いろんな方々。

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熊野の方か、イザナギさまイザナミさまとか、諏訪の方とか。
この方々を摂末社とされている本殿におられる方というのは、
ますます、おもしろい方です。

神馬舎です。

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神馬は紅白。

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赤い馬、って珍しい。

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もともと、雨を降らして欲しい時には黒、
止んで欲しいには白の馬が、奉納されていました。
ここは、その水を司る龍神もいると思うのですが、
有名なのは、疫病封じの神さまだし。
白と赤、ってなんだろう。

古墳の埋蔵品の馬は、脚が折られた状態だったと聞きます。
馬にのって駆け回るような伝染病を封じるという意味です。

ヨハネの黙示録には、白馬は勝利に向かって走り
赤馬は、戦いを象徴する、とあります。

おもしろいなあ。

神馬舎のとなりに八重の槿(むくげ)が咲いていました。

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八坂神社


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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