どんなひと言であってもお聞き届けくださって、願いを叶えてくださるという神さまだそうです。
透き通った青空。実はこの周りは駐車場になっていて、平日だったのですが結構、満車。
唐破風の向こう側に二階建てになっている本殿が見えます。
そのせいか、ちょっとお寺っぽい感じもします。
この土地が良い場所なんだと思います。
そして、上の写真の手前の竹がこちらの縁起に関係しています。
雪の季節に、今の社殿のある辺りに奇しい光が現れ筍が生じ三岐の竹(ミツマタのタケ)へと成長し、神託をうかがったところ、奈良の一言主(ひとことぬし)の神さまがこの竹を私とおもっておまつりしなさい、とおっしゃったとのこと。
奈良の一言主神社からお越しになった神さま。
なので、竹のあしもとが3つになっています。(もちろん、これは篤志家の寄進の竹です)
ここは利根川と鬼怒川の真ん中。そして、その昔はもしかしたらこの近くまで霞ヶ浦が海とつながっていた場所かもしれません。
治水としてのお働きもあるのかなと思いました。
お稲荷さんは、わりとどちらの神社でもおられるのですが、こちらの一の宮である香取神社もおられるのだな。
縁起としては竹が成長したとありますが、この杉の木もホントに気持ちがいい。
いらっしゃる神さまについては書いていないのですが、ご神水の近くにおられるし縁結びなので弁天さまなのかな?
屋根に椿の花が落ちていて、授与いただける良縁成就守りがご奉納されています。
縁結びのお願いが成就されたからこちらに奉納されたのか、それとも、ご祈願で奉納されているのか。
ちょっとわからないけれど、とても可愛い。
本殿周囲には、こちらの方々も。青面金剛(しょうめんこんごう)明王かな?右は、ちょっと削れて見えないけれど大日如来と読めます。
この土地を守っていただいている仏さま、神さま。広々とした気持ちになります。