忍潮井(忍塩井おしおい)と呼ばれている井戸です。
押してくる潮、海の近くにある井戸、でしょうか。
井戸といっても、川というか海のすぐそばの
入り江のなかに、真水が湧いている場所です。
そういえば、以前、この井戸にも来たことがあるなあ、と思い出しました。
本殿では、震災以前にうかがった時と変らず、
静かだなあ、と思っていたのですが、
海に向かった鳥居の足元の井戸に来てみると
印象がずいぶん、違います。
明るくなっていると感じました。
海側から。
左右の小さな鳥居のあしもとに、井戸があって水が湧いています。
光と水が、とても明るいです。
震災という、炎と水とくぐって生まれ変わるものも、あるんですね。
出産は、いまでも命がけの行為です。
それに似ているようです。
息栖神社 神栖市観光協会のページ
コメント
先日から息栖神社元宮を調べております。神栖市日川(にっかわ)一番に小型の前方後円墳『権現塚古墳』が有ります。その北方石塚運動公園には数十基の円墳と一基の方形墳が確認され、その西側一帯では弥生時代?の住居跡などが発掘されています。現在は道路側溝的な水路が在り、地元では『甕出し川』と呼ばれ神栖市歴史民俗資料館に問い合わせたところ、この流域に元宮が有ったと考えられるとの回答を受けました。この地と鹿島・香取神宮を結ぶとほぼ正三角形になります。内田一成氏の『レイラインハンター』にも同じ事が記されています。又、鹿島神宮と諏訪上社前宮(私は建御名方の館跡に推定)を結ぶと東西方向のラインにも成ります。様々な地域の調査をされここまで詳しく書かれているのに、水を差すようなつもりではありませんので参考にして頂けたらと思います。
勉強になります。ありがとうございました。