香取神宮の親神さま、とのことです。
磐筒男神、磐筒女神とあります。
「男神」「女神」とあり、「~ノミコト(命)」ではないので、
とても古く、あるいは、ヤマトの物語、神話には
でてこないない方々なんだなと思いました。
また、筒(つつ)という言葉から、星、すすぐ、船をイメージします。
いずれも、海を行く航海に関連しています。
鹿島の神様も、香取の神様も海(入り江)から
こちらに上陸されているのです。
また、本殿の後ろには、櫻大刀自(サクラノオオトジ)神社。
いらっしゃるのは、コノハナサクヤヒメと。
真後ろ、ではないのですが、
本殿を介してこちらを参拝する形になります。
なぜ、ここに。
富士山の大きさも、
コノハナサクヤヒメの華やかさも、あまりないし。
お社の名前は、櫻の大きな刀自、家を仕切る、という意味でしょうか。
サクラは、コノハナサクヤヒメのシンボルなのですが、
コノハナサクヤヒメであるなら、普通は浅間神社と称するところです。
でも、この場所といい、このお社の名前といい、
ここでは、この社をしきるのは、実は私、というポジション。
うーん、ヤマトのお目付け役ということでしょうか。
でも、キツく縛ってもいません。
しばられる縄がきつければ、恨みも大きくなりますが、
ある程度の余裕があるのが、ほどほどの感じでしょうか。
ご祭神も鹿島神宮から来ていただいています。
東国三社の関係で、それぞれ境内におられるんでしょうね。