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山羊座での水星逆行 2023年~2024年

2023年12月13日から2024年1月2日まで水星が山羊座から射手座に戻る逆行をします。

この逆行では、11月25日に通過した場所まで逆行で戻り、その後、順行に戻ったあと2024年1月21日に逆行を開始した位置に戻ります。
この水星逆行の影響は、逆行中の期間だけでなく、もとの位置に戻るまでの2023年11月25日から2024年1月21日ころまで影響が残ることもあります。

水星は、交通、情報、コミュニケーション、商いの星。
逆行によって、計画の見直し、復縁、仕切りなおしなど、前へ進まず、見直す時間となります。
これは、「悪い」ことではなく、必要な見直しであり、時期を待つこともあるでしょう。
この間は、交通のトラブルや通信機器の故障、情報の行き違いに注意が必要です。
とくに逆行開始と終了の前後2日くらいは、水星が止まっています。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
こちらの記事もごらんください。 → https://divinus-jp.com/archives/1572


山羊座の水星逆行では、組織やビジネスでの指示の混乱や作業の見直しが読み取れます。
また、そういった不効率なことを通して、そもそも、その組織で運用している規則、ルール、指示系統の変更がありそうです。
あるいは、個人的には、組織のなかでの上下関係の摩擦や、管理する側からの指示と現場からの報告の食い違いも読み取れます。
また、山羊座から射手座へ戻るなかで、そもそも結果を出すにはどのあたりに理念があるのか、とか、誰にとっての成果とするのか、を思い出しにいきます。

一方、この時期、6月18日から逆行をしていた土星は11月4日に逆行を終了しています。また、木星もこの水星逆行中の12月31日に逆行を終了します。

なので、社会や組織を目指すところは、この水星逆行中になんとなく、見えてきています。
具体的には、水星の逆行が終わった2024年1月11日の山羊座の新月あたりから、2024年、あるいは水瓶座冥王星時代に向けての具体的なスタートとなります。
なので、じゃあ、それをするにはどうしたらいいの?というのがこの水星逆行期間に考えることになります。


この逆行期間中、水星と海王星の関係が2つあります。
1.水星の逆行を開始する12月13日は射手座で新月があり、この新月が海王星とスクエアとなります。
2.水星が逆行で射手座にもどった12月27日は蟹座で満月があります。このとき水星と海王星がスクエアとなります。
新月、満月という人の気持ちが揺れやすい時です。

1.の射手座の新月と海王星のスクエアは、また別に記事を書く予定です。
水星逆行について読むと、この新月に水星の逆行開始が加わるので、年末までに終わらせたい、納めたい仕事を入れ込みすぎのところで、組織としての手順を踏み外してしまう、もう一度、差し戻されると読めます。

2.の場合では、この27日は、逆行中の射手座の水星が海王星とスクエアになります。逆行終了までまだ、1週間ほどあるというところです。射手座は海外や大量運送に関連しています。
また、仕事納めが28日であり、そろそろ年末年始のお休みで帰省や、海外に出る方も多いと思います。
水星はまだ、逆行とはいえ動いているのですが、混乱を起こしそうな配置なので、年末年始の移動は早めを心がけていただき、時間と気持ちに余裕をもってください。


この約1ヶ月、あるいは長くて11月下旬から1月下旬までの2ヶ月間は、特に仕事やビジネスの面で、ちょっとひっかかりが生じる時期になりますが、ゆっくりすすめたり、従来の手順を見直す時です。そして、必要ないムダな業務上の作業や、新しいやり方にそぐわない慣習は打ち切りとしておきましょう。
また、組織のウエの方々とあるいは職位が下の方々との意思疎通の間違いが生じやすい時期なので、「これしかない」の思い込みは要注意です。

このあと2024年1月20日には山羊座で冥王星と太陽が重なり、翌日の21日には太陽がともなったような動きで冥王星が水瓶座に入ります。
そして、この1月21日は、この水星逆行が始まった度数に水星がもどる時です。

なので、この水星が逆行でもどる場所を最初に水星が通過する11月25日あたりから、すでに水瓶座の冥王星を意識した組織のあり方に動き始めていると思います。

以前も書いたように風の時代、水瓶座冥王星といっても土の要素である現実がなくなるわけではありません。
水瓶座の冥王星時代で「使える」自分やお金やルールや組織がここでできているのか、という見直しと確認です。
この山羊座での水星逆行が冥王星が土のサインである山羊座にある間の、最後の土のサイン(山羊→射手座)の水星逆行になります。
なので、水瓶座冥王星時代を見越してゆっくりすすめる、見直す、止めるという事になります。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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