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冬至 2025年

1年の季節は、はっきりこの日から、という事はありません。
しかし、暦のうえで、大切な節目になる4日間があります。
まず、昼と夜の長さが等しい春分、秋分。
それに、昼間の長さがもっとも長い夏至と、短い冬至。
この四日間の、夏至、冬至、春分・秋分の二分を併せて二至二分(にしにぶん)といいます。

一年でもっとも昼間の時間が短い冬至は、これから太陽が復活してくるお祝いの日でもあります。

古くはクリスマスが、この太陽の復活する時だったとも言われていたり、寺社のなかには冬至の祭祀を行われるところもあります。冬至のお祭りについては、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/6521

今年は12月22日。(22日になってすぐ)その年によって、前後することがあります。
占星術で冬至は、春分、春までの流れを読んでいきます。2025年の春分についてはこちらの記事で → 

12月22日 東京でのチャートです。


⚖️ 曖昧さに光を当てる時
この時期は、これまで「仕方がない」「みんなのためだから」と、曖昧にしてきたことについて、深く考える必要が出てきます。

「自分も楽しんでいるし、必要とされているからやっている」というポジティブな気持ちと、「でも、これは権利としてはおかしいのではないか」という理性的な疑問が同時に生じるでしょう。
特に、職場や労働環境において、特定の誰かの献身や犠牲の上に成り立っている不均衡な仕組みに対して、「それはおかしいのではないか?」という社会的な視点が強まってきます。

この流れは、あなたが心の中で不満に思っていたこと、これまで犠牲にしてきた部分を、感情論ではなく、明確に言語化して伝える努力を促しています。これは自分を守り、より良い環境を築くための大切な一歩です。

🚪 春分図に示された変化の波
今年の春分図が示すテーマは、まさに「長年の壁がくずれていく」「古い慣習やルールが自然と変わっていく」という、大きな変容でした。

特に注意したいのが、いつの間にか職場などに根付いた「慣習」や「周囲への過度な思いやり」といった、非公式なルールと、公式なルールとの間で、摩擦が起こりやすいことです。これは、古い枠組みから新しいルールへと移行する際の葛藤、生みの苦しみとも言えます。

この「境界線の流動化」は、社会的な現象にも表れています。

住宅地への野生動物の出没など、自然と人工の境界線の変化。

インバウンドや海外の人との接触増加による、文化的・地理的な境界線の変化。

バーチャル(仮想)と現実世界が近づくことによる、認識の境界線の変化。

🚀 未来へ続く重要なテーマ
この変革期は、2026年2月21日に起こる海王星と土星の合(コンジャンクション)に向けた、重要な助走期間です。社会的な仕組み(土星)が、理想や集合意識(海王星)の影響を受けて再構築されていくのです。

また、来年の春分図を見ても、「自分の居場所」や「人生の確かな根拠」というテーマは引き続きます。

表面上は静かに見える冬至のホロスコープも、実はこの時期にはすでに、来年の新しいテーマや、そのための準備が水面下で着実に始まっていることを示唆しています。

今、あなたが抱く「おかしい」という感覚は、未来をより公平で心地よいものにするための羅針盤です。自信を持って、現状を見つめ直してください。


アイキャッチは冬至のホロスコープのアセンダント
天秤座5度「自分の生徒に、「新しい世界」を建設可能にする、内的な知識の基礎を明らかにする人」
AIはこんな人物像を描いてきました。

チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
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