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冬至のお祭

冬至については、それ以降、日照時間が長くなってくるので、おめでたいこととして、お祭をするお寺や神社があります。
また、そこから転じて、良くないことを良いことにしたり、ご加護をご祈祷をする日、というお祭の日になりました。
江戸時代には、空に星が最も長くある冬至の日に、生まれた年の星を、菩薩さまの象徴とされている妙見さま、つまり北極星に、ご供養を祈念する、というお祭が盛んになりました。
今も、特に日蓮宗のお寺に多くあります。

また、古代では、1年の始まりを、この冬至にした地方もあり、さらに、キリストさまの誕生日とされているクリスマスも、もとは冬至と関係していると言われています。
ですから、冬至はお祭の日、でもあったのです。

こちらのお寺でも、冬至に星祭りをされるようなので、ご祈念されるかたは、ご参拝ください。
祈祷料については、それぞれのページなどでご確認を。

池上院家 照栄院 池上妙見堂 星祭りのページ
待乳山聖天 の星祭 行事星祭 行事のページをご参照ください。
聖天さまへの参拝の記事は、こちら
柳嶋妙見山 法性寺 星まつり 星まつり大祈祷会始

また、神社では

千葉神社では「おさめの妙見」がなされます。
これは冬至とは、ちょっとずれているのですが、この神社は、星をおまつりされている神社です。
実際に、千葉神社の2階の本殿にあがると、本殿の向こうに北極星があってぐるぐると廻るのが感じられる、
というおもしろい神社です。

穴八幡宮では、一陽来復のお守りをいただく事ができるので有名です。
こちらの記事です。

鷲(おおとり)神社は、
もともと 鷲妙見大菩薩をおまつりしていた神社とお寺がひとつだったところです。
こちらで記事を書きました。

また、冬至は旧暦の11月。
そこで、今の暦の11月に、おおとりさまの酉(とり)の市という「お祭」が行われているのです。
今では冬至から、かなり前倒しになっていますけどね。
妙見さま、北極星にお願いをするのですから、夜に、お祭というか市が始まるスタイルです。


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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 薬剤師。アロマ検定1級。
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