大阪の住吉大社・博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の1つに数えられるお宮です。
博多の住吉神社は確かに外海に向いている「基地」のような印象ががり、このお宮は関門海峡の近くにあります。
そして、大阪の住吉大社は、ヤマト・中央政権への入り口。
要所にそれぞれ鎮座されているのです。
境内に橋がかかっています。
ここから神さまの領域。
実際にも、拝殿に向かって左手には神池もあります。
のちほど、参拝します。
住吉三神は、厳島神社
ご祭神については、山口県神社庁のサイトから
(主祭神)住吉大神(表筒男命 中筒男命 底筒男命)の荒魂と、
(配祀神)応神天皇 武内宿祢命 神功皇后 建御名方命 とありました。
建御名方命はちょっと珍しい。
境内に神池がありそこに厳島社があるのですが、そちらも海と水の神さまの三女神がおられる。
こちらは荒魂ということもあり、やはり男性的な感じ。
水の祓いもあるけれど、こうして半島や大陸の近くにあり、国を守るというイメージ。
東京、東国にいると、こうした外国とのピリピリした感じをすっかわすれています。
といっても、最近は、インバウンド、海外からの観光の方も多く、日常にいつの間にか紛れ込んでいる海外と、
海をわたってやってくる彼らはやっぱり違う。
なので、海外との交流、防衛といった意識を改めます。
この美しい本殿の造りは珍しいです。九間社流造と言われるそうです。
征韓の凱旋のとき、神から「吾が荒魂を穴門の山田村に祀れ」との神誨をうけられた。そこで、神恩奉謝のために、この地に祠を立てて三神の荒魂を祀られたことから始まったお社だそう。
神功皇后の出兵を「征韓」と称されるのは、以前からそうなんだけど、この現代の、しかも、国際状況からして、ちょっと立ち止まってしまいました。
そうはいっても、国をお守りいただく力強い神さまには違いないのです。
長門國一宮 住吉神社 フェイスブック https://www.facebook.com/aramitamahongu/
山口県神社庁 長門國一宮 住吉神社 https://www.yamaguchi-jinjacho.or.jp/shimonoseki/sumiyoshi/


