8月20日水瓶座で満月があります。東京でのチャートです。
この満月の前に逆行している水星が天王星とスクエアという配置になっています。
また、木星と土星のスクエアもあります。
水星の逆行についてはこちらの記事で →https://divinus-jp.com/archives/80629
木星と土星についてはこちらの記事で →https://divinus-jp.com/archives/80642
自分のあり方を確認していく満月。
社会の流れも変ってきたことだし、このところ、いろいろやり方について見直しをやってみたり、新しい方法を試してみたりしたけれど、根本的にそろそろ変えるべき時期じゃないの？
情報として相手のことを正しく理解し、また、気持ちを気遣ったうえで、社会的な変化に対応するように自分のやり方も少し変えていきます。
変えたあとの自分のあり方のイメージがあれば、達成しやすいところなのですが、それについてはちょっと自信がないようです。
不動宮（牡牛座、獅子座、水瓶座）でのTクエアという配置なので、なかなか変われない、いままでのやり方を手放せない、という事がありそうです。
また、柔軟宮（双子座、乙女座、魚座）のTスクエアもあるので、いろいろやってみることもできるし、ちょっと別のやり方もありそうだけど、混乱している、決断ができない、という状況も読み取れます。
この満月の後、太陽が乙女座に移動するタイミングで、冥王星と海王星を150度でつないでいきます。
8月22日から23日にかけてです。
そろそろ「卒業」だし、つぎに「入学」してもいいよ、という山羊座の満月（7月21日）があって、
水星逆行（8月5日から29日）の前後に、金星や水星も海王星と冥王星の150度のポイントを通っていってその「予告」「お知らせ」がありました。
なので、すでに方向を変えている方もおられると思いますが、それでも簡単にはいきません、という方もおられるでしょう。
しかも、この満月のとき、冥王星も海王星も逆行していて、通常モードではありません。
自分はこうあるべきだ、こうありたい、という太陽が制限をうけ、根底から変っていくしかない、しかも、そのやり方は通常ではない、という配置です。
気持ちはあせるけれど、どうしたらいいのかわからない。
このままでは良くないことはわかっているけれど、どうやっても仕方ないような、諦めた感じもあると思います。
ただ、この満月でスクエアとなるのは天王星です。
不動宮のTスクエアは手放しができない、ゆずれない配置なのですが天王星は水瓶座の支配天体です。
なので、むしろ、この満月を超えたあたり、150度で太陽が冥王星と海王星を渡っていくと、変えることについて、納得するというか、仕方ないとなるのではないでしょうか。
また、相手に対する思いや相手からの信頼が全くなくなるわけじゃないし、やってみることで、まあ、多少の混乱はあるかもね、それもまあ、楽しいと思えばいいじゃない？と、ハラをすえて、あるいは、おおらかに受け止めてできればいいという事もありそうです。
ゆるさと、明るさがカギ。
満月は、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまいがちですし、お盆休みあけの残暑もあり体力的にも厳しい時期です。
ちょっと緊張感があり、ストレが高まるので、満月すぎまではお休みをおすすめします。
そのあとは、変えるべきことはハラをくくって、変えていく。
多少の混乱は、大勢には影響ないと目をつぶる。
そんな態度をもちつつ、無理をしないことをおすすめします。
このあと8月22日には太陽が乙女座に入り、8月29日には水星逆行が終了し、金星が天秤座に入ります。
また9月に火星が蟹座に入るときに、冥王星が山羊座に戻っています。
山羊座冥王星の総仕上げの時期であり、権力に対する戦い、欲望をむき出しにしていく状況で、現場では、「これは当然のことです」とあるべきところで自分のすべきことを粛々としていく様子も読み取れます。
アイキャッチは獅子座28度のサビアン「大樹の枝にいる、たくさんの小鳥たち」
いろんなアイデアがあって、ピーチクパーチクしている小鳥たち。
様々なアイデアに耳を傾けつつ、樹木のあり方は変らないのです。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。
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ここに書いた事は、全体の雰囲気です。「私はどうなの？」も、こちらからどうぞ。
月が土星に近づいていきます。
（国立天文台から →https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/08-topics05.html）
