魚座の土星と双子座の木星がスクエアという配置をとります。
ふたつの天体が逆行をするので、2回あります。
2024年8月20日
2024年12月25日
双子座の木星の記事でも書きましたが、再掲します。
双子座の木星の全体の記事はこちらので → https://divinus-jp.com/archives/78695
「人として、そこまでいうのってどうかと思う」
「ネットでのルールをきちんと作って、それを守ろう」
「なんでも言っていいわけじゃないし、迷惑をかけてないか、ちょっと気にしないとね」
という問題点をみせつつ、やりすぎのところはダメだしをされつつ。
柔軟宮なので、二者択一、とか、こっちじゃないと絶対ダメ、ではなく、うまく折り合っていくことになると思います。
木星が土星とスクエアとなっていくのは、最初に木星と土星が重なった時のテーマを見直ししていく、という意味もあります。
この土星と木星のスクエアの期間は、だいたい幅を含めると
2024年7月末から9月中旬まで
また、
2024年11月下旬から2025年1月末まで
と、長い期間になります。
この間、二つの星が示す価値観を、見直していく期間に入ります。
なので、今回の木星、土星のテーマとなったコンジャンクションについて、振り返ってみましょう。
土星と木星が重なることをグレートコンジャンクションといいます。(もう、そろそろ忘れたかもしれないけれど、当時は結構、話題になりました)
水瓶座の最初の度数で土星と木星が重なったのは2020年12月22日でした。東京でのホロスコープです。
木星と土星が重なるのはだいたい、20年に一度あるのですが、重なるサインは、4つのエレメント(火・地・風・水)でおなじエレメントで重なっていきます。
ただ、その重なるところが、徐々に移動していくので、結果として重なるエレメントが変っていくことがあります。
グレートコンジャンクションが起こるサインのエレメントが変っていくことを、グレートミューテーションといい、この水瓶座で起こったグレートコンジャンクションは、土から風への移動となりました。
なので、「風の時代の到来」とも言われたのです。
このあたりについては、こちらの記事で。
グレートミューテーション → https://divinus-jp.com/archives/28968
また、2020年のグレートコンジャンクションは冥王星も含めたものだったので、トリプルコンジャンクションともいわれていました。こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/28581
土の時代のモノに価値がある、という時代から、情報に価値があるという風の時代。
所有から共有。
組織から個人へ、それは、20年、あるいは、200年の単位の切り替わりのあとの最初の見直しとなります。
「風の時代」の見直しです。
時代の切り替わりのなかの、社会の価値観の見直しというと今回の土星と木星のスクエアは小さいスケールに違ってくるのですが、その社会のなかで生きている個人にとっては、意味は小さくないと思います。
そのグレートコンジャンクションのテーマの見直しについて、最初のスクエアについて書いてきます。
8月20日の木星と土星のスクエア。東京でのホロスコープです。
信仰などの心のテーマについてのルールをどうしていくのか?
あるいは、社会では、報道のあり方。マスコミのあり方も見直しや、SNSやネットの発言のルールも注目される事になるでしょう。
「なんとなく楽しければいい」のではなく、そこには人としてそれはないんじゃない?
とか
「これが流行ってます」のトレンドを乗せる(乗ること)ことだけが、ネットやSNSではないよね
とか
というところが読み取れます。
個人では、気持ちをどう言葉にのせていくのか、のチェックです。
このとき、水星も土星も逆行しているので、「チェック」「見直し」の意味は強くなりますし、
この時は、満月をすぎた直後です。なので、個人としても実感があるし、ひと月単位の動きとしても強いものがあると思います。
(満月については別に記事を書く予定です)
土星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/79438
水星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/80629
おもしろければいい、とか、変わり身の早いことが強いこと、というようなあり方、特にネットでのあり方を、ちょっと見直し、また、これからの情報の伝え方、言葉の使い方、ネットとの距離感なども見直していくことになると思います。
それは生き生きとした双子座の生徒らしいところが、土星の先生から「ダメダメ」と言われてしまうことでもあるので、短期的には「やる気がおきない」かもしれません。
ただ、土星「先生」は長期的あるいは、人生の目標というところから指示してくれているので、すねたりしないてできるだけ、応えていきましょう。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。