この新月の前後、いくつか天体イベントがあるので分解して記事にしました。
(分解して、というのが魚座っぽい 笑)
3月9日 水星が海王星に重なったあとに、月も魚座にはいります。
ここは、「なんとなくモヤモヤするけれど、よくわからない」
あるいは、「わかっているけれど、決められない」という状況です。
月は魚座にあり、新月前です。
新月に向かうときは「減らす」「捨てる」方向に働きやすいのですが、なんでもありでいいじゃない?という気持ちもあり、それを決断することも難しいと思います。
この新月は、水瓶座から牡牛座までに天体が集中しており、特定のテーマがあれば動きやすいときなのですが、広く視点を広げて全体をみてみる、という事が難しいのです。
なので、ひとつの事にハマってしまうと見えなくなってしまいそうです。
バランスの悪さが個性となる一方で、うまくいかないと他者(あなた、世間、組織、社会)のせいにしてしまうようなこともありそうです。
理屈にあわない事も多くあると思います。
そして(あとで書きますが)、それに対して「理不尽だ」というスイッチも入りやすくなります。
そのあと、3月10日には、水星が牡羊座に入ったあと新月です。
うってかわって、ここでは、自分の感性を素直に信じていける時です。
魚座の水星から牡羊座に移動すると、モヤモヤしたことがわかって、伝えたり行動したりしてスッキリする、という動きです。
なので「この人とはなんとなくノリがあうなあ」とか「この案件は、なんとなくご縁を感じるなあ」ということに直感がさえていきます。
ただ、この数日は水星が赤緯をまたいでいく時です。
なので、この新月前後の9日あたりから、月が魚座から抜ける12日夜までは、情報も混乱しそうな時なので注意しましょう。
つまり、この新月前後の水星の動きだけを読むと、
「モヤモヤする→ハマる→決められない→情報がよくわからない→でも、感性で決める」
の流れが読めます。
利益や「ワタクシ」を一度、脇において相手を思いやっていく気持ちと
混乱する世界の前に不安が共存する新月前の水星です。
アレもこれも心配、という事ではなく、どう手をぬくか、なにをしなくてもいいのか、という引き算を目標にしましょう。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。