1年の季節は、はっきりこの日から、という事はありません。
しかし、暦のうえで、大切な節目になる4日間があります。
まず、昼と夜の長さが等しい春分、秋分。
それに、昼間の長さがもっとも長い夏至と、短い冬至。
この四日間の、夏至、冬至、春分・秋分の二分を併せて二至二分(にしにぶん)といいます。
今年の夏至は、6月21日。
夏至は、北半球では昼間が最もながく、夏に至る、といっても本格的な暑さはここから。太陽がもっともパワフルな季節です。
占星術では、春分はその年、1年を象徴します。一方、この夏至では、秋、秋分までの流れを読んでいきます。
アセンダントは乙女座。ギリギリなので、少し北、例えば福島にはいるとアセンダントは、天秤座になります。
また、天頂には太陽があり、木星とコンジャンクション。
太陽と木星はこのあと6月25日に正確にコンジャンクションとなります。
春分点付近に海王星、土星がある1年なので、この夏至のチャートもそうですが7ハウスに海王星、土星があります。
社会としては同盟国、とありますが、日本においては影響の強い国という事でアメリカ、あるいは中国との国境問題、防衛問題がありそうです。
ただ、それも根拠のない不安と、あるいは現実を直視しないうちに国境がなくなっていくような感覚があります。
社会の動きは証券市場や、投資の動きの大きな変化から、金融システムの変動から、アメリカ、あるいは中国といった影響の大きな国の財政状況が変わっていくことで、大きな影響を受けているように読めます。
それに対し、国を守る、という意識から、国、個人においては、引き受けざるを得ないことが膨らんでいくようです。そして、テロやサイバー攻撃に対する心配もあることが気になりますが、ここには、社会保障や税金に手をつける、という事もありそうです。
でも、一方で、現実的には相手の要求にそっていかなければならないことは納得しています。
個人としては、ただ日常を生活しているという事ではなく、生きているという実感がほしい、でも、望んでも自分だけではどうしようもない状況があります。
そのなかで、相手の要求を受け入れることが安心であり、さらに、ここまでやらないといけない、あるいは、過剰な犠牲的な気持まですることで、いまの自分の地位を守ることで安心しています。
ただ、この「安心」「守る」というスローガンは、気持ちを大きく安心させるものです。
このあと、双子座に天王星がはいり、次の7年を予感させる夏になります。
一方、新しいことをひとりだとしてもやっていく、という牡羊座の土星のテーマはまだ、できないうちは、
いままで通りがいい、とか、昔はよかったという「これから」というより、過去や気持ちに焦点があたっていく流れ、あるいは、安心できる場所を守るための攻撃もあると思います。
今回、実験的にnotebookLMで音声概要をしてみました。
辰已(ブログ記事「夏至 2025年」から指示)、notebookLM(生成)
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html