太陽と月は、10ハウス乙女座。
魚座の土星とオポジション。この土星は逆行中。
また、火星と海王星がこの日にスクエア。海王星は冥王星とセクスタイル。
この火星はOBBに向かっていってパワフルなので、新月に直接からんでいないとしても、アセンダントが蠍座でもあり気になります。
なので、しなければいけないこと、守らなければいけないことはわかっているけれど、気持ちが散ってしまう。
そして、「そもそも、(その土星の示す)規則とか目標って、はっきりしてないじゃない?」という迷いがあります。
特に、自分の居場所、土台でいまさら、はっきりさせることもなんだか、居心地のよくない話だし、見なかったことにすることもできる、という状況です。
魚座の土星なので、自分が犠牲になっていれば、今まで通りすぎていくのです。
ただ、そうじゃないよね、というのがこの土星のテーマでもあるのです。
土星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/79438
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/65738
自分が犠牲になるという話じゃなくても「空気を読め」という魚座の土星がなんとなく伝えてくるけれど、細かく実際にどうするのかを示してくれないとなかなか、わからない。
なので、あれもこれもと必要以上に盛り込んでしまう、自分ひとりでガンバってしまう、ということもあるでしょう。
太陽が乙女座に入り、冥王星も逆行で山羊座にもどりました。
東京の新月図ではアセンダントが蠍座で冥王星と海王星のセクスタイルは天頂と150度になります。
メディアと宗教が指導者を動かしていると読んでしまうのは、ちょっと悲観的すぎるのですが、
このあたりから、社会的な動きがでてくるときです。
そして、以前と比べて、ネットで炎上するようなバタバタした空気感はなくなってきて「じゃあ、実際、なにができるのよ?」という実務的なところを問いかけられてきます。
新月自体、冥王星、海王星にはからんでいないので、社会的な動きが直接には関わってこないのですが、無縁ではありません。
この新月では柔軟宮(双子座、乙女座、射手座、魚座)の射手座の部分が欠けています。
周囲に気を配り、あるいは自分かかえこみがちになってしまいがちな時に、もっと大きな枠で物事を捉えることが大事です。
犠牲的な気持ちや誰かのために、ことが発端となるのは悪い事じゃないのですが、自分の「取り分」を確認しておいたり、どうにかなるよね、という楽観的になることも必要です。
このあと、月食の満月に向かいます。
周囲の気持ちに流されてしまうと、ふわふわしてしまいそうな時期ですが身体のメンテナンスやケア、休息をとる、という事がおすすめの新月です。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。