太陽は、ほぼアセンダントにのっていて蠍座。月は、ほぼディセントで牡牛座。
新月に引き続いて対人関係が大きなテーマです。
この新月のあと、11月20日に冥王星が水瓶座に入ります。一時、山羊座に戻っていたのですが、これが最終的な移動で、以降は山羊座にはもどりません。
この最後の冥王星の水瓶座入りについては、別に記事を書く予定です。
最初の水瓶座冥王星については、2023年のこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/68196
また、この満月の前の15日は土星が逆行を終了しています。この満月の時点ではまだ、動きはないのですが、ここから来年、2025年5月の牡羊座入りに向かっていきます。
この土星は、6月下旬から逆行をしていて、そのテーマが進みにくいこともあったと思います。
そこも徐々に本来の方向に向かっていきます。
この土星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/79438
対人関係、あるいは、契約について大きな変化は読みとれます。
契約は顧客が変わります、とか、働き方が変わりますとか、誰かと何かの約束をする、という事全般なので、社会や他者と関わりなく生きていることはないので、かなりの方が影響があると思います。
この流れは以前からわかっていたのだけれど、実際の現実におりてくるという感じです。
もともと、不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)は、その変化のスイッチがとんでもなく大きいのです。
なので、普段はなかなか変ることが難しいかもしれないのですが、この満月については次の点で、その大きなスイッチを切り替えていく方も多いと思います。
まず、
1.アセンダントという軸にかかっているので、気持ちの問題じゃなく現実的な対策を求められること。
2.それからこの満月と冥王星、海王星あるいはノード軸がセクスタイルなので、「自分じゃ無理」という状況というより、自分ではどうしようもない状況があって変えざるを得ない、ということもあると思います。
3.あるいは、「どうしようもない」のではなく、自分で働きかけることができるならば、この変化に関して変えやす応援のパワーも入ってきます。
新しい契約の前には、古い契約の見直しがあるのです。
つまり、この満月ギリギリに、山羊座に冥王星があるうちは、手放せるうちに、手放しておくことができます。
逆にいうと、もうちょっと様子を見てみようとか、なんとかなるはずだとガンバってしまうと、特に水瓶座に冥王星が入る20日以降にはにっちもさっちもいかない、という事になりそうです。
つまり、変化というと、何かを変えていくという事になりますが、むしろ、「これはもうやらなくていいよ」「この関係はもうなくてもいいかなという人だな」ということが先にくるのです。
蠍座、牡牛座というのは冥王星、天王星が支配天体でもあるので、普段は、土星以遠のトランスサタニアンはあまり実感のない場合でも、影響はあるそうです。
月が7ハウス側にあるので、まずは相手、契約先、外部の意向の変化があったり、収入先の変更があるのが最初のきっかけになることが多いと思いますし、自分ではどうしようもない事も多いと思います。
ただ、そこを受けて、変化を受け入れ、手放すものは放す、整理する、断捨離することから始める満月です。
太陽のサビアンは蠍座25度「エックス線」
月は、牡牛座25度「公共の公園」
アイキャッチは、公共の公園です。
自分のもの、じゃなく、社会のものを豊かに共有し、本質を見極めるとき。
自分が持っていなくても、社会が所有することの豊かさと、それに気がついて本当に必要なものを見通す満月です。
この満月のときに水星、金星がOOBというとても遠い場所にあります。
その水星は、11月26日から逆行します。
最初に書いたように、11月20日に冥王星が水瓶座に入ります。
そして、新月は12月1日。
次の新月まで、社会の状況も含めて大きく動いていくときです。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。