11月26日から12月16日まで水星が射手座で逆行をします。
この逆行では、11月7日に通過した場所まで逆行で戻ります。
また、順行にもどったあと、2025年1月3日に逆行を開始した位置に戻ります。
この水星逆行中の期間だけでなく、もとの位置に戻るまでの11月7日から2025年1月3日ころまで影響が残ることもあります。
水星は、交通、情報、コミュニケーション、商いの星。
逆行によって、計画の見直し、復縁、仕切りなおしなど、前へ進まず、見直す時間となります。
これは、「悪い」ことではなく、必要な見直しであり、時期を待つことになります。
この間は、交通のトラブルや通信機器の故障、情報の行き違いに注意が必要です。
とくに逆行開始と終了の前後2日くらいは、水星が止まっています。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
こちらの記事もごらんください。 → https://divinus-jp.com/archives/1572
また、パソコン、スマホなども水星の管轄するものです。
しばらくバックアップとってないな、という方は、水星逆行前にとっておきましょう。
(といってもギリギリでは影響が始まっていますので、余裕をもって)
あと、魚座に海王星があるので、ウィルスやハッキングも注意したいところ。
ウィルスソフトのバージョンアップもしておきましょう。
直近では、こんな話題もありました。
マクドナルドのシステム障害として記憶されている方も多いと思いますが、
それより広範囲で影響がありました。ウィキペディア → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6
2024年7月に発生した世界的なシステム障害は、セキュリティーソフトのバージョンアップが原因とされていますが、より深い原因もあるようです。
むしろ、水星逆行期間中でなかったことが幸いだったのかもしれません。
「大規模なWindows障害の発端となった「欠陥」は、こうして世界中のシステムをクラッシュさせた」→ https://wired.jp/article/crowdstrike-outage-update-windows/
今回、わざわざ、過去の例をだしているのは、射手座という社会的なサインであることなので社会的なシステムの見直しとなる事がありそうであることや、双子座に木星があり、支配天体を交換しているという状況で起こる水星の逆行なので、影響は小さくないと読んだからです。
なので、あらかじめ、できる準備はしておくことをおすすめします。
話が大きくなりやすいときに、うっかり話してしまった事大きく広がってしまったり、話した相手ではない誰かが傷ついたりする事も読めるので、発言には注意しましょう。面白いからといって、その場に加わるのではなく、むしろ、その場から距離をとって黙っていることも大事です。
また、善意だとしても、それが真実ではないという事が「ウソ」と言われてしまったり、過去の行動や発言が再度、掘り起こされることもありそうです。
このなかで大事な役割をするのが、魚座の土星です。
「それって言っていいことなの?」と問いかけてくるので、この土星の声を聞きましょう。
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/65738
上の図では関係ありそうな天体イベントを書き込んでいます。
このなかで、火星の逆行があります。(12月7日から2025年2月24日)
逆行する火星は、獅子座にあり、逆行する射手座の水星と調和的な配置です。
「良し悪し」ではなく、ちょっと心配になるくらい抱え込んで、また、独特のやり方でスジを通していく時期で、緩み、誤差を含めると、逆行中の12月10日から20日くらいまでです。
そこで起こったことの「回収」や「ああ、こういうことね」については、2025年2月下旬にわかってくることもあるでしょう。
ただ、そのときは当初の思惑から違う方向で答えがでてきたりするかもしれません。しかし、それはそれであるべき姿となるのです。
火星の逆行については別に記事を書く予定です。
また、この獅子座の火星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/82985
アイキャッチは射手座6度「クリケットゲーム」
集団で勝敗を競う競技ですが、スポーツマンシップにのっとってお互いを尊重し戦うスポーツです。
今回、水星は射手座22.4度(かぞえ23度)「新しい国への入国に必要な条件を満たす、移民の集団」から戻っていきます。
おりしも、米国では新しい大統領が決まり、あるいはイスラエルの入植地の問題が続いています。
そこから、射手座6.23度(かぞえ7度)に戻っていくのは、相手を尊重するという精神によって、戦いがケンカにならないためのルールをもう一度、見直そうという動きかもしれません。