2024年9月2日 冥王星が逆行で山羊座に戻ります。
その後、10月12日に逆行から順行に戻り、11月20日に水瓶座に入ります。
今回の逆行は2024年5月3日から始まりました。
今回の冥王星の逆行の意味については、こちらの記事で(記事の前半は太陽と冥王星のスクエアについて書いています。後半の「4」あたりからご覧ください) → 冥王星 逆行開始 太陽とのスクエア 2024年 → https://divinus-jp.com/archives/78184
また、そもそも水瓶座の冥王星ってナンだっけ?については、こちらの記事で → 冥王星が水瓶座へ 2 2024年 1月 → https://divinus-jp.com/archives/72495
今回の逆行で戻るのは、山羊座29.3度です。ギリギリ最後のところに、チラッと戻っていくイメージ。
この山羊座29.3度というのは、2024年1月上旬に冥王星があったところです。なので、その頃の振り返りや、やり直しもあると思います。
ただ、この最終の山羊座の度数なので、ザクッというとそのときまでの、2024年のふり返りアンド山羊座冥王星時代の総まとめです。
山羊座30度サビアン「世界的な事件に関する、決定と責任を持つ男たちの秘密会議」
山羊座29度サビアン「紅茶占いをする女性」
未来を予想し、社会を動かしていく力強い度数です。
組織や構造としての問題、システムの不具合が明らかにされていき、それを未来に向けて使っていくには、どうしたらいいのかを考えて、実際にやっていくときです。
(アイキャッチは山羊座29度サビアン「紅茶占いをする女性」です)
木星が双子座に入って以降、プロでなくても、誰もがなにかの拍子に「バズり」あるいは「炎上」したり「映え」たりして、あっという間に認知されて、時代の主人公(というか、炎上の対象)となっていった時期でした。
それが、すこしトーンダウンして、「実際、ナニができているのか」に注目が集まっていきます。
冥王星が逆行で山羊座に戻る時には、先だって天王星が逆行を開始しています。
天王星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/80933
翌日の9月3日の乙女座の新月となり、「実際、なにができるのよ?」という意味はリアルに感じられると思います。
(新月の記事は別に書く予定です)
さらに、このあと火星が蟹座に移動します。
火星はこの時期、面白い動きをしていて、まったくの同時ではないのですが、
冥王星が山羊で火星が蟹座(2024年9月から)
冥王星が水瓶座で火星が獅子座(2024年11月から)
という冥王星と対抗するサインを移動します。
(この火星については、別に記事を書く予定です)
ともに、社会やシステム、組織に対する対抗や、反発、パワーなどが示されていきます。
もちろん、冥王星は時代的あるいは世代的な天体なので、その影響は直接個人に及ぶというより、社会やあるいはそれを越える時代などの大きな枠が変わっていって、その影響を個人が受けるという事が実感しやすいです。
(このあたりは、その方のホロスコープによります)
今回は、逆行なので山羊座の冥王星時代を振り返り、あるいは流れの底のよどみをさらうような時期です。
それは、特に月食や太陽との配置で冥王星がからんでくることで、「自分ごと」に感じられることがあると思います。
必ずしも楽しいことばかりではないのですが、ハラをくくって参りましょう。