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朔旦(さくたん)冬至 2014年

今年の冬至は、朔旦冬至(さくたんとうじ)になります。12月22日です。

最も日照時間が短く、その日以降、太陽が復活する冬至。
また、月が生まれ、その日以降、大きくなっていくのが、新月の日、つまり朔日です。
この冬至と新月が重なり、太陽と月が、ともに復活をしてくる日が朔旦冬至です。

朔旦は、ついたちの朝、という意味です。
旧暦では、月を基準にしたカレンダーだったので、新月の日が、月の最初の日、一日(ついたち)でした。

太陽と月が同時に復活するのですから、これはとてもおめでたい事であり、宮中では、桓武帝から明治に至るまで、お祝いされてきました。
この朔旦冬至は19年に一度起こります。
正確には19年に閏月7回を含む19年7ヶ月です。

前回は1995年平成7年でした。
1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件が起こり、PHSとWindows 95が発売になった年です。
(あなたは、どこでナニしてた?)

なので、この朔旦冬至は、約20年のスタートとも言えるのです。

朔旦冬至のチャートです。場所は東京。わかりやすいように時間を少し進めてあります。

ほぼ、アセンダント(地平線)に冥王星。
太陽は、12ハウスに入ったところ。冬至なので山羊座。
太陽は2ハウス海王星とセクスタイル。
冥王星は、このところずっと山羊座にあって、その社会や組織を変化させているところ。
そのなかで、太陽は、社会という枠からこぼれたモノや人を拾い上げて、癒やしていく海王星にバックアップされながら、社会、会社、国家という枠のなかで生きていくという配置です。
また、個性や独立を主張する天王星と、規制の組織を続けようとする冥王星は対立しています。

土星は、11ハウスにはいるところで、ギリギリ蠍座。
論理ではなく気持ちやインスピレーションをもとに、誰でもナニでも拾っていく海王星と、同調を強く求める蠍座から、そろそろ射手座に移ろうとしている土星は、誰と一緒に未来に進むのか、という厳しい選択をしているようです。

冬至と夏至で「二至」、春分と秋分で「二分」といい、両方で二至二分といいます。
この4日は、1年の重要なポイントになります。
今年は、その二至二分(にしにぶん)のうち、3つ(春分、夏至、冬至)で、冥王星が地上に顔をだすタイミングになりました。

また、冬至のあと24日には土星が射手座に移ります。
土星は2012年10月に蠍座に入っていましたが、12月24日深夜1時に射手座に移動します。

逆行していた天王星が冬至の日に留となり、翌23日から順行に転じます。そろそろ、速度を落としています。

さらに冬至なので、その日から、太陽は山羊座に入ります。

冬至から、クリスマスにいたる期間は、今年の大きな転換点のひとつです。
というか、来年、それ以降、朔旦冬至ということであれば20年、を見越しての転換になります。

伊勢神宮の遷宮が20年ごとなのは、この朔旦冬至が起源ともいわれます。
来年3月には、伊勢神宮の別宮も、ご遷宮が終了します。伊勢神宮の記事は、こちらです。

遷宮とは、常若(とこわか)の精神。
生まれ変わり、常に新しい。

この1年の流れのチャートを見ると、社会や政治の変化とともに、個人としては、一度、死を意識するような、生まれ変わるような変化という事を感じます。

特に、日照時間の最も短い冬至という日は、再生、変化、復活などを実感すると思います。
生まれかわる、という決意やお祈り、祈願、アフォメーションなどなど、なんと言ってもかまいませんが、それを自覚してみてはいかがでしょうか。

パワースポットに行くことも、よいと思いますし、同じ「良い波動を持つ」人と、パワースポット巡りやワークもおすすめです。

東京大神宮をスタートにする新・東京五社めぐりも、よいですよ。

ナニを選択して、誰と未来をいくか、という冬至のようです。
そして、来年はゼンゼン、違う雰囲気になりそうです。

楽しみだね。

チャートは、My Astro Chartさんで作成しました。


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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 薬剤師。アロマ検定1級。
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