太陽と月は、10ハウス手前の双子座。
新しいプロジェクトのスタート、いろんな可能性を検討しはじめることが象徴されます。
前回の牡牛座の新月では、海王星が牡羊座にはいったあとでしたが、新月が海王星などにアスペクトをしておらす、また、不動宮の力比べのような配置だったので、牡羊座に海王星がはいったのに動きがない状況でした。
この新月では、海王星に加えて土星も牡羊座にはいっており、また、これらの天体を新月がセクスタイルという配置です。
しかも、東京のチャートでは10ハウス手前にあります。
なので、この新月は新しい動きを起こすことができる、時代が変わっていくことが現実化してくるときです。
また、この新月から始まる1ヶ月は、双子座に木星があった2024年5月からの、この1年の集大成でもあります。
この新月は牡羊座に入った土星、海王星とセクスタイルで、冥王星とトライン。
ひとそれぞれの「生きがい」があって、それを社会の中で実現しようとして、いろいろトライアルをしていくとき。
実際に結果がでてくるかどうか、は実はあまり関係なく、「やってみて結構、イケた」だったり「これはダメだった」というデータをとっていくことが大切。
あるいはこの1年の集大成なので、この1年やってきたことを振り返ってみることです。
アセンダントは乙女座で支配天体の水星も新月に近いところにあり、この「次」を感じさせる動きに積極的に対応しています。
土星と海王星が7ハウスで、ドラゴンヘッドもあります。トランスサタニアンもハードアスペクトがないので、動きやすい時期です。
新しい「縁」がやってきて、そこが具体的なこととなっていくことが「できます」。
つまり、待っていて宝くじがあたるような「ラッキー」ではなく、自分からでていくことで新しい流れに乗れるのです。
この新しいトライアルをやってみた、でも、できなかった、の繰り返しは時間的には、半年から数ヶ月つづいていくのですが、そこに「ダメだ」という気持ちをつけておかないことも大事です。
双子座なので、SNSを始めてみたり、今後の仕事のためにAIを使ってみたり、アイデアだしの近所のお散歩もおすすめ。
あるいは、しっかりした師匠、先生に師事して、将来の資格やプロフェッショナルとなり仕事のためのお勉強を始めるのもよいです。
このあと、6月6日に木星が蟹座にはいって、この1年の拡大するテーマが変わっていきます。
土星と海王星はコンジャンクションへギリギリの度数に向かって、そのあと、11日には射手座の満月です。
すると、「動きやすい」というより、活動宮のバタバタした状況になっていくので、マイペースで新しい流れにのるとしたら、この新月です。
これもこの双子座木星の集大成であれば、この1年やってきたことから得たデータをもとに、新しい「縁」も使って、流れをつかむときです。
アイキャッチは、双子座7度のサビアン「堂々とした威厳のある樹の陰の下にある、桶と縄を伴った井戸」をAIに描かせました。
生命の源である水は、見えないところにある。
大きな木は休む木陰を作ってくれて、井戸をくみあげる作業を見守ってくれる。
それを知って井戸を掘ってくれた昔の住人たちもいる。
でも、自分でくみ出してこないと水は手に入らない。
いまあるこの場所は、いいところだと信じている。
ここで、井戸の水をくみ出してみよう。
今回、実験的にnotebookLMで音声要約をしてみました。
辰已(ブログ記事「双子座 新月 2025年」から指示)、notebookLM(生成)
月が土星、金星に近づきます。明け方、夜中に起きたら細い月と見ることができます。
(国立天文台から → https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/05-topics02.html )
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html