「当る」で有名な神社。
実は、もう来ないだろうなあ、と思っていた神社です。
新大久保に用事があったのですが
「ちょっと、寄っていって」と聞こえたので、ご挨拶にうかがいました。
新大久保も久しぶりです。
コリアンタウンのブームは、ちょっと落ち着いています。
今でも、ハングル語が多いのですが、
イスラム教信者が食べられる食材を扱っいるハラルショップや
アフリカ系の方が運転する車が商店街を走っていたりして
世界のどこ、ともいえない雰囲気をもった町になりました。
思えば、ここは皇居からみて、水瓶座の方向。
ワールドワイドで、自由。
水瓶座らしい町になっています。
江戸時代は、鉄砲隊の屋敷があったそうです。
当時は、江戸の中心から離れたところでしたが、
やっぱり、「鉄砲」という、当時は「ワールドワイドな」武器に
関連した場所だったんだなあ、と思います。
手水舎です。
きつねさんが、水遊びしているような珍しい水盤。
このあたり、摂末社もあるのですが、すごく清浄になっています。
前回、来たときはまわりに、ゴミがあったのですが
それもなく、すっきりしています。
これは、手水舎の注意書き。
この上に日本語の表示もあるのですが、絵でも説明しています。
日本語の読めない方もいるでしょうしね。
このお社をお守りしている方々の気持ちを感じます。
それほど大きくないのですが、ちゃんとしたお稲荷さんです。
神さま自体は、以前と変わらないのだな、と思います。
もともと、その鉄砲隊をもっていた内藤さんの
屋敷稲荷だったのかなと思いましたが、そうでもないようです。
ご由緒書を読んだのですが、創建はそれほど古くなく、詳細は不明のようです。
もともとは宝くじとは、あまり関係がないのですが
皆、真ん中、なので、当たる、ということらしいです。
お稲荷さんだから、現世利益もあるしね。
周囲は、飲み屋、ファーストフード、パチンコ屋。
そこが「悪い」のではないのですが、
仕方無い事とはいえ、周囲と隔てる玉垣や木があまりなく、すかっすか。
酔客が無神経に踏み荒らす事もあるでしょうし、
「神社」という場所をよく理解されない方もいるのかもしれません。
でも、以前より、ずっといい感じになっています。
よかったなあ。
お守りされている方々の思いがわかります。
大変だろうなあ。ご苦労さまです。ありがとうございます。
絵馬は、当然「宝くじにあたりますように」
「○○のコンサートの神席希望」なのですが、
そのあとに「宝くじにあたって、みんなのために使いたい」
「(コンサートに行く)○○のメンバーが健康でありますように」
と続いています。ここも以前と違います。
「場」のエネルギーが上がっているので、こうした方向に変化したのか、
それとも、こうした方々がくるので「場」のエネルギーが上がったのか。
そこを守る方々のお勤めもあっての事だけど。
授与品のなかで、雰囲気のいいものがありました。
宝くじいれと、お守り。いいですよ。
あ、ここに入れる宝くじ買いにいこう。