占星術の土星って、(古くは)凶星と言われてきました。
えっと()で、くるんだのは
今もそのように解釈する方もいらっしゃるし
そういう解釈の場合もあるからです。
例えば、人間関係に土星が影響を与えている配置があるとします。
それについて、
私は「人間関係がうまくいかない」とは解釈しません。
もちろん、他の星の影響もありますし、
その時の配置やカードもあわせてみていますが、
この場合は、長い時間をかけて人間関係をむすんでいく、
と読みました。
あった瞬間にフレンドリーに会話ができて
すぐ友達になる方もいる一方、
言葉はすくないし、笑顔もないので、
わかりあえるには、時間がかかるのですが、
時間をかけて知り合っていくと
その人の人間性がよくわかって
長くつきあえる場合もあります。
私は時間がかかることは、不幸とは限らない、と思います。
そこへ至る時間の長さは、
本人にとってはつらいのかもしれませんが
「凶」ではないと思うのです。
だから土星を単に「凶」とは読めないのです。