日光は「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
その中心は二社一寺といわれています。
二社は二荒山神社と東照宮で、寺は輪王寺です。
二社一寺といわれますが、これは明治の神仏分離以降の話で、それ以前はまとめて、日光三所権現と賞されています。
また、輪王寺は二カ所にわかれています。
先に大猷院にいって地図つきのチケットを買ったので大猷院が①になっています。
矢印のようにすすんで、と書かれています。
大きいなあ。
浅草寺とか成田山の新勝寺とかの大きさ。もっと大きいかな。
ここでは、その場にいた人たちをグループにして仏さまの下まで案内してもらいました。
本尊は日光三所権現本地仏。
本地仏とは、神さまは仮の姿でもともとこういった仏さまだったのですよ、という考えでつくられという事。
権現さま、という事自体、神さまも仏さまも一緒なのですけど。
写真は撮れなかったので、公式サイトから転用します。
日光三所権現本地仏
奥から馬頭観音は太郎山、阿弥陀如来は女峰山、千手観音は日光の主峰男体山を指しておられます。
日光の山が信仰のおおもとなんだと感じます。
そして、この下で手をあわせると仏さまと目があうのです。
隣の東照宮と比べると全く観光地ではないのですが、祈りの静かな空間がひろがっていました。
このなかでは盛大に護摩行をされていました。
中はちょっと暗いのですが、椅子もあって出入りは自由。
ちょうど始まったばかりで、一緒に般若心経をお唱えさせていただきました。
ここも写真がないので、公式サイトから。
大護摩堂
納経させていただきました。
心が静かになっていきます。
小さいけれど、稲荷山の上におられてちゃんとご奉仕されています。
山を信仰するという事が基本にあって、神さまも仏さまも、そして人間である家康公もお祀りする懐の深い聖地です。
日光輪王寺
インスタでも仏さまを見せていただけます。
@nikkozan.rinnoji