勝手を申しあげるのは恐縮なのですが、どちらにおられてもお不動様は「近所のおっちゃん」みたいな感じがあって、好きなのです。
なんでも言うことを聞いてくれて「うんうん、わかった」って受け止めてくれるような感じがするのです。
もちろん、お不動様を拝んでおられる僧侶の方々は厳しい修行をされているのですが、一般ピープルの私たちには、すごく優しい。
そんなギャップもあるように思います。
長々とお不動様ラブを語って申し訳ございません(笑
お山ひとつがこちらの境内という大きなお不動様です。
お山の修験道である日光をお開きになった勝道上人のお弟子さんである尊鎮法師が開山されたそうです。
どちらのお不動様も門前に水があります。
こちらでお清めをしてお参りするように感じています。
あとでお伝えしますが、ゆるやかな坂もありますので無理をせずに。
お百度を踏むような、願掛けをする方も大勢いらっしゃるように感じました。
なかには真ん中に弘法大師がおられて、馬頭観音様、如意輪観音様もおられました。
馬頭観音がちょっと珍しいのですけど、もともとこちらにおられたのは馬頭観音様を本尊とされておられたそうです。
写真はありませんが、とても迫力のある馬頭観音様でした。
お不動様ラブなので本堂にお参りするのは当然なのですけど、こちらにいらしたら、この馬頭観音様を拝ませていただけるのは有り難いと思います。
公式サイトには「清水」とありましたが、ここ水垢離、滝にうたれるような修行もできそう。
すがすがしいので動画で撮りました。(音がでます)
もう一度、お不動様にご挨拶して(しつこい)帰ります。
帰り道はこちら。
想像できますけど、赤いのぼり旗があるのはお稲荷さんかな。
やっぱり、お稲荷さんがおられました。
熱心に拝んでおられる方がいらっしゃいました。
足の神さまだそうです。ここまで来させていただいて、ありがとうございます。
お寺に鳥居?と思われるかもしれませんが、明治の神仏分離以前はこれが当たり前だったのです。
やっぱり、お不動様はいいなあ。
アートセンターサカモト 栃木文化社 BIOS編集室 多氣山持寶院 長老 伊東永峯、住職 伊東永人-歴史、自然、伝統文化を保持し継承する-