前回の滝尾神社 影光石_運試しの鳥居 の続きです。
こちらは無人の神社なのですが、そこに唐突と思えるほど大きな楼門。
拝殿は閉扉されていて、後ろの本殿に回って直接、ご挨拶します。
ここ、本来は瑞垣(みずがき)があったような感じもします。
建物自体はそれほど古くないのですが、東照宮に似ています。
実際にこの現世におられた方のお墓というとヘンなのですが、そういった痕跡のあるエネルギー。
修験道という場所、それからなんとなくお墓っぽいイメージがあるので、どうやってご挨拶したらいいかちょっと迷いまいしたが、祝詞を奏上しました。
この左が「縁結びの笹」と呼ばれているそうです。
私は「ご縁」というのは水が結ぶのだと感じています。なので、こういった水性豊かな場所なので縁結びはありそうだなあと思いました。
ただ、この笹にやたら、何かを結んだりするのはちょっとかわいそう。
ご神木を通して、ご神山の女峰山を遙拝するために自分の身を清めるための橋。
いつのころからか、自分の年齢の歩数でこの橋をわたると健脚で女峰山に登る願いがかなうとされている橋となったそうです。
木々が生い茂っていて見えないのですが、ここからご神山の女峰山を遙拝します。
手前に瑞垣があって、近くにいってご神木にふれているわけじゃないのですが、むしろこの距離があった方がご神威がとても大きく感じます。
むしろ、おなじみの感じ(笑 がするお稲荷さん。
弘法大師がこの水を神さまにお供えしたそうで、この水はお酒の味がするそうです。
枯れ葉よけでしょうか、ネットがかかっていて「ちょっと試してみよう」という気持ちにはならなかった。
ここでお願いをすると子宝に恵まれて無事安産できると聞いています。
なんだろう、ここ。
大きななにかを押さえているような不思議な石。
ここがもっとも奥にあるお社です。来た道を戻ります。
入口には罔象女神(みつはめのかみ)をお祀りする滝尾高徳水神社。
昭和の時代に創建されたのですが、道路の拡幅でこちらにこられた方。
でも、水の神さまは確かにここにおられる意味があります。
日光観光協会 のなかの滝尾神社のページ
日光修験道 日光の神仏
日光二荒山神社 のなかの滝尾神社のページ