日光は「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
その中心は二社一寺といわれています。
二社は二荒山神社と東照宮で、寺は輪王寺です。
二社一寺といわれますが、これは明治の神仏分離以降の話で、それ以前はまとめて、日光三所権現と賞されています。
また、輪王寺は二カ所にわかれています。
先に大猷院にいって地図つきのチケットを買ったので大猷院が①になっています。
矢印のようにすすんで、と書かれています。
このチケットの真ん中あたりにあるのが常行堂。
普通は東照宮が気になるのでサラッと隣を通っていくだけだと思うのですが、
ここの仏さまにお会いしたかったのです。
ここでは先祖供養、水子供養の回向、お祈りをされているので、
「パワースポット!」「御利益!」というノリではありません。
本尊は宝冠阿弥陀如来。クジャクにのっておられます。珍しいなあ。
クジャクにのっているのは明王さまなのですが、如来さまがのっておられる。
ここでもちょうどお祈りをされていたので、膝をおって手をあわせます。
ここまで救っていただける。有り難いという気持ち。
後戸の神の摩多羅神もおられます。
写真はないので公式サイトで→常行堂
すぐとなりでは観光バスと修学旅行生がたくさんいる東照宮。
でも、ここは静かな祈りの場です。