天狗の神社。
お山ひとつと言うか、まるまるこのあたり全部が神さまと修行の場です。広い!
水が豊かなんだと思います。
神奈川の大山神社の参道でも、こうした風景は見ました。
行場って独特の雰囲気があって、ちょっと近寄れないときもあるのですが、ここは澄んだ水で豊かな水量があるせいか、まったくないです。
鳥居をくぐったところから。
手前に狛犬がありますが、私の背中側は古峯園という神園です。
左側のお賽銭箱のあるところから手をあわせるのですが、扉は閉じていて、その奥に普通だったら、囲われた感じのスペースの拝殿があるはずなのです。
でも、そんな感じもしなくて、このお賽銭箱の向こうはどうなっているんだろうと思いました。
ちょっと不思議な造りです。
右側の玄関のようなところから、靴を脱いで上がれるようなのであがらせていただきます。
すると、あがらせたところは、こうした廊下が延びていて、左右には大きな部屋がありました。
かかっている額は東京の深川のものもあって、遠くから皆さん、いらっしゃるんだなあと思いました。
そしてこの部屋のなかで「天狗の部屋」というお部屋があって、おおきな天狗のお面がかかっていました。
写真はないのですが、公式サイトの御参籠(御宿泊) に小さな写真がありました。
参籠(さんろう)といってここに泊まって、朝のご祈祷をうけることもできるようです。
さっき、表から見えたお賽銭箱の先は広い拝殿、祈祷殿となっていました。
拝殿にあがってお参りすることもできるのですが、そとのお賽銭箱は広い祈祷殿向かっているのかとわかりました。
つまり、拝殿にあがらなくても外からでも神さまに手をあわせることができるのです。
ご挨拶します。
ご祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)ですが、むしろ天狗さま、それから行者さんの力を感じます。
また、ここはいろんなバリエーションの天狗の御朱印をいただけるようです。
総理大臣も長く務められた吉田茂さん。
(そういえば、鳥越神社の社号標は鳩山一郎さんだったな。その鳥越神社のご祭神も日本武尊だし)
鳥越神社の記事はこちらで → https://divinus-jp.com/archives/7556
神社ではありますが、神仏習合の雰囲気が残っていて、天狗さま、行者さんのパワーを強く感じる聖地でした。
古峰神社 公式サイト