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加曽利貝塚 (かそりかいづか)

縄文時代、縄文人が集落をつくっていた遺跡に行くのも好きです。
その場に行くと、ああ、いいところだなあ、と感じます。

縄文人、良い場所知ってるのです。

ということで貝塚にいってきました。

公園のようになっていて、お散歩をするひともいます。

そのなかの博物館。顔出しの看板もあります。

貝塚の展示。

この加曽利貝塚では、そのほとんどがイボキサゴという小さな貝だそうです。
食べたことがないのですが、大きさから考えてシジミみたいなものを想像しました。
でも、ほぼこのイボキサゴっていっても、食べるのはメンドくさくなかったのかなあ。

土器。

実際に煮炊きをしたあとがあるそうです。
この加曽利貝塚から出土した加曽利式土器と名前もついています。

この加曽利貝塚と東京湾(当時は東京じゃなかったけど)の位置関係。

大森貝塚をはじめとして、東京、千葉では割と貝塚が多いので、そんなもんかと思っていたのですが、東京、千葉は特に集中しているそうです。

今は、内陸にあるこの場所も、縄文海進の時代は海が近くにあったし、しかも、この加曽利貝塚のすぐ近くに流れる都川の支流である坂月川まで海水が流入していたことがわかっています。

また、彼らは海の引き潮を利用して、東京湾に舟ででていったのではないかとありました。すごいな。
今日は大潮だから、どんどん進むという事も知ってたのかなあ。

石。

この石もこの場所から採れたい石だけじゃなく、神津島の黒曜石、糸魚川のひすいもあるそうです。
縄文時代の交易、ネットワークひろい。

縄文人が採っていた魚介類。

ごちそうです。
でも、貝塚からでてくるのは、小さなイボキサゴがほとんど、というのはやはり、何か意図的な感じがします。

貝塚から人骨が多く見つかります。

今では、アイヌのイオマンテのように、魂をあの世に送るため、という解釈もあるそうです。

加曽利貝塚からは人骨だけでなく、犬の骨も埋葬された形で見つかっているそうです。

そして、貝塚は「ゴミ捨て場」だと思っていたので、なんでここに死者を?というのは、一度は考えます。

加曽利貝塚のゆるキャラ。かそりーぬ。 

ガチャ、やってみました。

全部、かそりーぬだけど、ガチャは楽しい。

「たて穴カプセル住居」


表にででも、普通に貝がある。

加曽利貝塚 一周すると結構、歩きます。
加曽利貝塚マップ → https://www.city.chiba.jp/kasori/infomation/overview/documents/202107map.pdf

加曽利貝塚は円環状の北貝塚と、一部が開いている馬蹄形の南貝塚になっています。
円環状は直径140メートル、馬蹄形は直径170メートル。
東京ドームの本塁ホームから外野センターまで120メートルだから、そんな感じ(笑 で、この貝塚、野球場2つ以上の広さがあります。

住居跡の展示。

柱のあとがいくつもあって、何世代にもわたってこの場所に住み続けたことがわかるそうです。
そりゃそうでしょ、だって、いい所だもの。


復元された住居がありました。

なかでは炉があって薪が燃えていました。

こんな風にみんなで火を囲んでいたのかな、と想像するのですが、ただ好きで火をたいているわけじゃないみたいです。

内部の構造はわかっていないのですが、復元住居の中で火をたくことによって、その熱が屋根材のカヤを乾燥させ、ススがカヤについて保護するそうです。

→ 館長のブログ「2021年12月26日 においを展示する」 
https://www.city.chiba.jp/kasori/infomation/diary.html

南貝塚の断面の展示。

ハマグリの層。

北貝塚の断面の展示。

イボキサゴの層。この物量、恐ろしいくらい。

このイボキサゴってこんな貝らしいです。

「縄文人も愛した「イボキサゴ」ってどんな味?」東京新聞から → https://www.tokyo-np.co.jp/article/158124

イボキサゴ、きれいな貝です。

この貝を食べて捨てた、のではなく、意図的にこれを積み上げて祭祀の場としていたのではないか、死者をここに埋めたのは葬送の祭壇としたのではないか、という論文がありました。

東京湾東岸域における縄文貝塚と埋葬 → http://www.echiba.org/pdf/kenrenshi/kenrenshi_052_2.pdf

小さな貝をさらに砕いているそうです。そういったことでカルシウムが溶け出して、人骨が保存されているそうです。
縄文人、すごいなあ。

そして、この円環状の貝塚、あるいは馬蹄形の貝塚についてはストーンヘンジに比較している論文もありました。
千葉には、季節の目安となる二至二分(夏至冬至、春分秋分)の目印になる山がみえない。
なので、この馬蹄形の南貝塚の開口部が夏至の日の出を示しているのではないか、と。
また、ストーンヘンジと違って石が入手しにくい地域なので、貝を使ったのではないか、と。

話が大きくなってきました。おもしろい~。


「環状貝塚論 周堤状貝塚の成立と歴史的評価」高梨俊夫(千葉市立加曽利貝塚博物館)から→ https://www.city.chiba.jp/kasori/research/documents/kiyou45.pdf

この貝塚博物館紀要 第45号(2019年3月)の
「加曽利貝塚と坂月側と縄文の海 海水はどこまで流入したか」もおもしろです。

博物館の展示の裏側には、こういった研究がすすんでいる。
それをちょっと見ることもできます。
貝塚博物館紀要 → https://www.city.chiba.jp/kasori/research/kiyou.html

太陽の運行をしめす祭祀の場であり、キラキラかわいい貝を積み上げて、そこに祖先が埋葬されているのが貝塚。
その真ん中、あるいはすぐそばに住むというのは、安心するものなんだろうな。

いまある加曽利貝塚博物館は、新築移転の予定とのニュースがありました。

「加曽利貝塚博物館、新築移転へ 「特別史跡内はふさわしくない」 27年度開館へ 千葉市教委が基本計画策定」 → https://www.tokyo-np.co.jp/article/158143

でも、あののどかな良い感じの土地は、ずっと変わらないだろうなと思います。

千葉市立加曽利貝塚博物館 https://www.city.chiba.jp/kasori/

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