楼門にあたる尊星殿を背にして拝殿にあたるご社殿に向かいます。
こちらのご祭神である北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)を表わしています。
また、妙見さまは、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)と同じ神さまとされています。
まず、1階でご挨拶します。ほわんとしてつかみにくい感じ。
そして、2階でご挨拶します。
おもしろい。ぐるぐるっと拝殿の奥を中心にして、回っている感じがします。
これが妙見さま、北極星なのね。
私のツイッターのアイコンを描いてくれた嵐山晶さんが、妙見さまを描いていらっしゃいます。
若々しく凜々しい妙見さまです。
こちらの嵐山晶のサイトへどうぞ。
その下の八角形の部分は、九星気学の方位方角をしめす八角形になっています。
生まれた年の干支を探して、手をあわせました。
その左右にあるのは神霊依代の「心の御柱」だそうです。
東「日天楼」
なんか善光寺の回向柱のような感じでした。
陰の月と陽の日、それに五色の五行が尊星殿に集っています。
陰陽五行。
ぼけ封じのご利益があるという天神さまですが、この場所にあるのは雷除け、火災除けのお働きもされていると思います。
この日は酷暑。手水舎を使わせていただいたときに、とても冷たくて気持ちよい水でした。
こちらでお水をいただきます。
美寿之宮
気持ちがよく涼やかです。
もちろん、お水をいただいたら、お納めもしましょう。ペットボトルの水の金額がめやすだと私は考えています。
時々、こういった神社にタンクをもってきてお水をとっている方がいらっしゃるのですが、この神社では似つかわしくないと思います。
サイトによると、ご祭神の北辰妙見尊星王さまのお名前の「辰」は「天体宇宙」を意味し、また道教における「龍神」を意味していると。
また、陰陽五行説によれば、妙見様の居られる北方は木火土金水のうち「水」が配された方角とのことで、妙見さまと水はご縁がふかいとのこと。
妙見さまのお使い。ちゃんと妙見さま方向を向いています。
神社、ではあるけれど、中身は妙見さまなのね。
そして、ここをお守りしてお勤めされている方々の力も感じました。