千葉の国立歴史民俗博物館にいったのです(こちらの記事で)が、その帰り道に千葉神社にお参りしました。
行ったときは、帰り道だし、くらいに思っていたのですが、帰ってから国立歴史民俗博物館の建っている佐倉城について調べていたら、千葉氏によって建てられたお城でした。
念願の(笑)国立歴史民俗博物館に行けたんだから、これはお礼にお参りに行かないとね。
交通量の多い道路に面した鳥居。左右にリッパな狛犬の獅子山もあります。
参拝は、こちらからなんだろうと思うのだけど。
入って左側に楼門にあたる分霊社・尊星殿があります。
なんか、こっちから入りたいよね。
でも、この分霊社・尊星殿の前は公園になってて、こんな感じ。
通町公園という公園になっているのですが、うち捨てられた感があって。
なんとなく、池のような水路っぽい感じがするんだけど、楼門の正面ならもっと門前町があってもよさそうなところなのですが、空虚な空間なのです。
この場所にこの神社は(というかお寺っぽいんだけど)どこからか、やってきました、移転してきましたという感じがします。
帰ってから調べてみたら、もともとこの場所には香取神社があったことが書かれていました。
千葉神社のシキタリのページ
「元々現在神社がある土地の一帯は、香取山(かんどりやま)と呼ばれる香取神社(現・和田医院裏)の境内地でした」とありました。
もともとの香取神社は境内の末社と、移動された先の場外末社におられます。
例大祭には、この香取神社に御神輿がまず、ご挨拶にまわれます。
また、この通町公園には、戦火で移転するまでは、大日寺というお寺があったそうです。
そうだとしても、ちょっと不思議すぎる空間です。
そして、この神社には神社の塀、壁にあたる玉垣がないし、水が回っているわけでもないという周囲に対する結界にあたるものがあまりない。
そもそも、この千葉神社は八方除けという四方八方からやってくる災いを妙見様のお力で避ける事ができるという神社だから、結界は不要、という事なのかな。
ちなみに、この千葉神社は夜間立入り禁止で、開門時間と閉門時間が決められています。
不思議空間の通町公園の前でちょっと考えました。
佐倉城と国立歴史民俗博物館について 千葉県のサイト
大日寺について 千葉市観光協会のサイト
千葉氏について 千葉神社のサイト