なんかタイトルがひとつになってしまったのですが、「陰陽五行 まわるき」が最初に気になったので、そちらの記事です、主に。
つきとがさんの「まわるき」は、ツイッターで流れてきて気になった本。
同人誌のような「うすい本」
日本で漢方と言われる医学、医療や養生と、中国の医学である中医学は、正しくは違うものですが、考え方のソコには漢方も中医も、陰陽五行という考えがあります。
陰陽五行は医学ではなく世界観なので、哲学や東洋の占いにも影響をあたえています。
陰陽五行の考えに基づいて、世界はこうしてまわっているのですよと言われると、なるほどなあ、と感じます。
漢方の場合は、その考えに従って患者さんは、いまはこういった状態だという診断をして薬を決めていくのです。
なので、陰陽五行の子ども向けの解説かな?と思ったのですが、・・・それだけじゃなかった。
ネコちゃんの誕生からお話が始まるのですが、この兄妹のネコちゃんが生まれたページだけで、すでに泣きそうでヤバい(笑
そして電車のなかで読み始めたのですが、最後にはがーっと泣きそうになってしまいました。
鼻水ででるフリをしました。
最後のページが気になるかたは、ご自身で確認してみてください。
最初にも書いたように、陰陽五行の子ども向けの解説かな?と思ったのですが、・・・それだけじゃなかった。
死に向き合う本でした。
書かれるきっかけは4才の娘さんからの「死ぬってどういうこと?」に答えるのがきっかけだったそうです。
この本の最初のページにはこうあります。
「まだ死を知らない子には読まないでください」
「はじめは、大人が、さらっと読んであげてください」
「読後には、安心できる声かけをしてあげてください」
子どもを悲しませたり、苦しめることのないように、と。
「死ぬって、どういうこと?」
大人になってからもわかっていないし、むしろ、リアルになってくる大人ほど避けている疑問かもしれません。
「死ぬって、どういうこと?」
でも、この「まわるき」だと思えば、そうか、あり方がかわるだけなのね、と300才を越えた私(笑)は、そう思うのです。
そうそう、「魔女は三百歳(みおじ)から」だそうで、同志はどこかで潜伏しているのね、と思いました。
魔女は三百歳から
(ああ、こうして、ちょいちょいゆるい話題を挟んでおかないと苦しいのか、私)
「陰陽五行 まわるき」の作者のつきとがさん かしはら たまみさんは、アメブロで東洋医学について記事をかかれています。
つきとが 絵本と童話で子供に伝えたい東洋医学
そして、この「陰陽五行 まわるき」は BASE で入手可能。
つきとがさんのツイッターアカウントはこちら @tsukigatti