こちらの本殿のうらは、お山があるような感じがしました。
でも、この神社のうしろは山はなく、公園になっていて
そこはとても良い感じでした。
不思議だなあ、と思っていたのですが、
帰ってからホームページをみると
もともと公園のある場所に勧請されたのが
諏訪神社の始まりであると書いてありました。
なるほど。
もし参拝されるのであれば、諏訪の森公園も行ってみてください。
境内には、こんな方々もいらしゃいました。
それぞれ特徴がよくでている祠です。
おもしろいのは、一番ひだりの疱瘡(ほうそう)神社。
なんの形を象徴しているかな?
疱瘡というと、一般的には天然痘を指すのですが、
くさ、といった皮膚病全体を指すこともありました。
疱瘡神社から右に向かって
日吉神社、金刀比羅神社、そして一番右が浅間神社です。
それぞれ、「らしい」お社になっています。
そして、すこし離れたところにあるのが
目の神、とあります。
手水舎なのか、祠の前に水と柄杓がありました。
かわいいけど、ちょっと不思議な祠です。
疱瘡神社といい目の神様といい
病気や、疫病にご利益のある祠がならんでいます。
なにか、ご由緒があるのかもしれません。
境内のそとには、石の鳥居のついた場所がありました。
鳥居といってもここ、お墓です。
神職の方々や、
この神社に関係のある方々のお墓ではないでしょうか。
とくに参拝者に説明はないのですが、
手をあわせました。
これも普通の神社としては、めずらしいです。
ネイティブな波動のある諏訪大社の山をそのまま感じることや
疱瘡や目などの疫病に関する祠、
それから、鳥居のついたお墓など。
東京といっても、かなり武蔵野、というか
ヤマト以前の記憶も残る場所です。