立川の諏訪神社です。
「聖☆おにいさん」でイエスとブッダがお神輿をかついだのが
この神社とされているので、街の鎮守さまをイメージしていましたが
思ったより、なんだか広いなあ、と思っていました。
随身門リッパです。
その隣りには、土俵があります。
諏訪神社は、建御名方神(タケミナカタノカミ)が
ご祭神とされています。
その神さまが、国譲りをされた神話で
力比べをしたのが、相撲のイメージとされています。
だから土俵があるのです。
私は、長野の諏訪大社へは、何度か参拝していて
伊勢や、大和とはちがう根っこをもつ
山の神さまでもある事を、知っていました。
それは、ヤマトの神話に、ひとくくりにできないと思っています。
そして、それを単純に「好き」といえない強さ、大きさがあって
それが諏訪神社のパワーである気がします。
でも一方、全国に諏訪神社はあって、
その土地それぞれの
神様の色になってるんですよねぇ、と思っていました。
随身門をくぐります。
「あ、山だ」
すごい。山を感じます。
この拝殿のうしろに、山があります。
スマホで地図を起動させて、
感じている山が近くにあるのかを調べたのですが
もちろん、神社の拝殿の向こうには山はありません。
長屋のようにならんでいます。
それぞれにご挨拶します。
大きいなあ。
こちらは、たぶん、あとからここに来た方々だと思うのですが
それにしても、八幡さまというより、お稲荷さんというより、
諏訪のパワーを感じます。
諏訪大社の上社本宮で感じるような山です。
これ、勧請したひと、すごいなあ。
すごい力でこの場に、持ってきている。
山を勧請したうえに
1200年、この場を守っているのはすごいです。
ひろい境内の
随身門と拝殿の間にしばらく立っていました。
この土地を守っていらっしゃるのは、当然として
力強さにあふれた場所です。