今はフジテレビがあったりして、ちょっと派手な東京湾岸地域ですけれど、あの東京オリンピックで再開発されいているところも、最初は埋め立て地。
そこを通るのは大きなトラックだったり、その向こうの東京湾に向かうあたりはコンクリートの壁でした。
そんな昔の湾岸の風景と、さらにその前の江戸前といわれた海をまだ残しているのがこのあたりです。
隣にはお寺もあって、たぶん以前はひとつだったんだと思います。
このあたりの氏神様なのですが、ご祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)と奥様の稲田姫命(イナダヒメノミコト)
もともとは、牛頭神社として疫病退散の神さまです。
昔は、細菌とかウィルスの感染症を退散させるのは神さまにお願いすることでした。
感染症は湿ったところ、水に関わることが多いのですが、こちらは手水舎のむこうにある井戸。
海のそばですが、真水がとれるというのは貴重だったのだと思います。
登れませんが。
昔の人は、こうした小さな富士山をつくって富士山に登った見立てをしてご祈願をしたんでしょう。
網がかかっていますが、ここは強力。
疫病退散のパワー。
こちらには飛行機のデザインのはいった御朱印帳がカッコいいのです。
写真は公式サイトから。
そして、羽田空港に近く旅行の安全を祈願する方、飛行機が落ちないことから、受験生の参拝も多いそうです。
なるほどね~。