ちょうど夏越しの祓の時期だったので茅の輪ができていました。
左右の灯籠がちょっとおもしろい。
ガンバってるね。
門に提灯ってやっぱりお寺っぽい。
まあ、明治以前の神仏習合の時代は、どちらも一緒に手を合わせていましたしね。
とても立派なもので、ご神威を感じます。
ご祭神は竹駒稲荷大神と称されます。
とても清々(すがすが)しい場所です。
神社の境内にあるお稲荷さんにあるような「しっとり感」はありません。
また、このご社殿は、1990年放火で焼失し1994年に再建されたそうです。
神社としては苦難の時代もあったのだと思いますが、そこにご奉仕する方の気持ちが離れなかったおかげで、神さまもここにずっとおられるのだと思います。
半地下のように階段を降りていって授与所とご社殿を結ぶ通路をくぐっていきます。
鳥居が白いのも格調があります。
こちらで参拝したあと、しばらく立っておりました。
「神さま」という言葉がないとしても、この場にきたら平伏し、あるいは手をあわせるということをすると思います。
この後ろのお山にさす光と、震えるようなエネルギー。
この時は周囲に誰もおられなかったのですが、確かに見られている感覚があるのです。
お稲荷さんが「コワい」という方が時々、おられますが、この感覚なんだと思います。
命婦とは、霊孤のことで、願い事を稲荷大神に取次いでいただけるそうです。
お遣いの狐さんが稲荷神社ではたくさん、おられる事があるのですが、そういえば、ここはそういった場所はなく、この命婦社にすべてお集まりされているのかもしれません。
こちらは、とても清浄な感じがします。そして、「見られている」というより、私に近いところにいるようなエネルギーです。
このお宮、さらにはこの奥のお山からおりてくるエネルギーを受け止めるのですし、また、たくさんの方々の参拝もあるでしょうから、このくらいのご社殿の大きさは必要でしょうね。
エネルギッシュな聖地です。
まだ、続きます。