お名前からして明らかに金運な神さまなので、楽しみにしてうかがいました。
「参道」は道からすぐ鳥居をくぐってもいいと思うのですけど、「参道」とあるのでこちらを通ります。
左右はカフェと神縁品というお土産ものをあつかった店舗になります。
すごい、おしゃれ。
左右の木が鳥居のように見えます。
ご祭神は金蛇大神。水速女命(ミヅハノメ)とされていますが、ヤマトの神さまではなく、やはりこの地におられる金蛇大神なんだと思います。
相殿神には、大己貴命と少彦名命がおられます。
神社には神さまの場所をしめす橋がかかっていて、水がないところもあるのですが、ここは実際に川が流れています。
結構な勢いもあってとても澄んでいます。ここ、入りたい気持ちになる。
金蛇水というお名前からして、もともと水の聖地。
水流、水の流れは、龍であり、蛇。
水の神さまというと罔象女神(みつはのめのかみ ミヅハノメ)だったり、弁才天なのですが、ここはもうちょっと違う。
もっと具体的な感じがします。
そして、山からの流れを感じますし、それはさきほどの水流にのっていることがわかります。
金蛇というのはトカゲ。
ご由緒には小鍛治宗近が、天皇の刀をつくることを命じられ、名水をたずねて到来した時に、雌雄一対の金蛇を小鍛治宗近が、つくって水中に投じたことから、とありました。
宮城県神社庁 金蛇水神社 https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310010307
お金もエネルギーのひとつだと思うのですが、それに対する欲望はやっぱりキレイごとじゃないので、こういう金運神社ではなにかしら溜まっていそうなのですけど、むしろ静かで冷たい感じがします。
適当な言葉がなくて、申し訳ないのですが、ちょっとおもしろい聖地です。
雌雄一対の金蛇というと、金蛇精という強壮剤を思い出してしまいました。すいません。
テストステロンという男性ホルモンのはいった薬で、第一類、薬剤師でないと販売できません。 → http://taiwa-p.co.jp/%E5%BC%B7%E7%B2%BE%EF%BC%88%E5%86%85%E6%9C%8D%EF%BC%89-2/%E5%95%86%E5%93%81%E5%90%8D-%E7%AC%AC1%E9%A1%9E%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81-6/
おしゃれなカフェと、金蛇精のイメージのアンバランスの感じのように、お金、縁結びという気持ちのエネルギーに対して、ちょっとよく冷静に考えて、と言われているようなエネルギーが両方あるのです。
そして、神さまもそうですが、ご奉仕する方々の強い思いも感じます。
金蛇水神社 http://kanahebi.cdx.jp/