東照宮は、徳川家康公をご祭神とする神社で、日光の東照宮をはじめ各地にあります。
こちらは仙台藩の仙台藩の初代藩主伊達政宗公の世継ぎである2代藩主伊達忠宗公によって創建されたとのこと。
いくつかの東照宮にお参りさせていただいたのですが、どちらも壮麗な彫刻を施されたご社殿があるという印象があります。
この石畳のピシッと揃っていること。
おそらく、仙台藩がなくなった明治になってからは藩からの保護がなくなっていたはずでし、さらに、東日本大震災もありました。
しかし、こうして境内があいかわらず整っているのは、市民の方々や奉仕される方々のお気持ちの賜(たまもの)なのだと思います。
創建当時は近くの仙岳院や周囲の土地も含め、壮大なものだったんだろうなあ。
ご祭神は、徳川家康公なのですが、日光の東照宮とはちょっと違って、この土地の神さまという感じがします。
日光の東照宮は、なんていうか「徳川家と江戸は、守ったるぜ」みたいな気迫があるのですが、
ここは「仙台はお任せください」みたいな暖かさ。
唐破風(からはふ)の門が豪華で重厚。
東照宮はこうでなくてはならないと思います。
彫刻や瓦の様子は、一般的な神社とは違います。豪華。
このときは平日の午後だったせいか、静かな境内でしたが、お祭りは賑やかなんだろうなと感じました。
ここにお参りにくるまでに、仙台市内のいくつかの神社に参っています。
いろいろな神社があり、お寺があり、霊的な守りがしっかりしてこそ、
杜の都であり、いまも続く繁栄する街であるのだと思います。
仙台東照宮 http://s-toshogu.jp/