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浅草神社 被官稲荷神社 2023年

東京で有名なお祭りである三社祭。

となりに浅草寺があるので有名なお祭りだから、なんとなく浅草寺のイメージがありますが、こちらの浅草神社の「開催」です。
でも、その昔は神社とお寺はひとつだったので、まあ、どっちでもいい、っちゃあいい(笑

そして三社祭って、必ず雨がどこかで降る印象があります。
まあ5月のこの季節だと、そろそろ梅雨のはしりだから、という事もあるでしょうけど、思えば隅田川からお越しになった観音さまのお祭りであるなら、そりゃあ雨も降るでしょうよ、と思います。

平日なのですが、こちらも賑わっています。
聖地によっては、静かなにお参りする場所もあるのですが、浅草は賑やかなのがいいなと思います。

ご挨拶します。

お賽銭箱には漁師の網が書かれています。

ご祭神は、土師真中知命(はじのまつちのみこと) 檜前浜成命(ひのくまのはなまりのみこと) 檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと)

誰だろう、という神様ですけれど観音さまが網に入ってきた隅田川で漁をしていた檜前浜成・竹成兄弟とその相談をうけた郷長の土師真中知です。

むしろ、ご本尊は、隣の浅草寺と同じ聖観世音菩薩さまだと思うのです。
でも、浅草寺の包まれるような感じとはちょっと違ってシャンと背筋がのびます。

そして今回もお稲荷さまにお参り。
むしろ、浅草神社はこっちが目的みたいなところがあります。

本殿の脇をとおって行く途中に井戸があります。
浅草寺にもあるのですが、こうして水と縁の深い観音さまであって、場所でもあるんだなと思います。

浅草神社の境内ではない通路なので、こちらに直接、お参りされる方もおられると思います。
専用の参道と鳥居をもつとても格の高いお稲荷様だと思います。

被官稲荷神社。

覆い屋のついたなかにおられます。
ご挨拶します。

お稲荷さんらしい感じはあるのですが、なんかカッコいい。
そういえば、こちらは新門辰五郎の奥さんが夫の病気快癒を願ったご縁で、勧請されたとのこと。
江戸時代末期の親分、新門辰五郎はカッコいいものね。

この記事は、2023年5月のアップです。4年ぶりの三社のお祭りは、盛り上がっていました。
もともと、下町の生まれなので祭と聞くと血が騒ぐのです(笑
でも、子どもの頃は入れ墨をいれたお兄さんたちがケンカを始めるような怖いお祭りという印象があって、三社様のお祭りには行けなかった。
そして、長じて(笑 友達が御神輿をかつぐようになってからは、それでも遠目で見てました。

これからも、祭り囃子が続く浅草でありますように。

浅草神社 三社様 https://www.asakusajinja.jp/

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