毎年、年末のこの時期に
いただいたお札をお返しにうかがいます。
そして、ご昇殿して参拝します。
よく晴れています。
明け方の雨があがって、木々の香りがします。
鳥居をくぐると、違います。
初詣の準備です。
開運的(まと)と矢。
本殿の前には、巨大なお賽銭箱になっています。
手前の白い布の部分、普段は階段なのですが、これがお賽銭箱です。
箱ともいえませんが。
神楽殿でも、手水をします。
ご昇殿の前にご祈祷を待つ時間。
この時間が、好きです。
お払いのあと、祝詞を奏上。
祈願文が読まれて、そのあと巫女舞。そして、鈴の儀式です。
太鼓が鳴らされると、
御簾(みす)の向こうに、いらっしゃるのがわかります。
いろんな方の祈願文をお聞きしていると
みなさんへ、お祝いの気持ちが、起こってきます。
それは、今、ここ、にいる方だけでなく。
生きている、という事がすでに、お祝いです。
祈願のあとの巫女舞を見ていると、
祈りがすでに成就(じょうじゅ)したお祝いなんだな、と思います。
そして、最後に鈴の音をいただくと、
天からキラキラと美しいモノが降ってくるようでした。
今回は、周囲が海外の方々が大勢、一緒にご昇殿してご祈祷。
もしかして、来年は海外とご縁が、とか。