毎年、年末にはお札をお返しして参拝しております。
思えば、2023年はあっというまに過ぎていっただけれはなく、年初の出来事、春先の事がとても遠く感じられます。
それだけイベントの多い年だったのだと思います。
そして今年は、この時期に参拝される方の多さに驚きました。
特に海外の方々。
実感でしかないのですが、半数以上が海外の方のようです。
そして今年は昨年に比較して、人と人の間をあけるような目印、プールのコースロープのようなものはありません。
新型感染症が感染症法上の位置づけが変更となって海外からのお客様を多くお迎えしているのだなあ。
去年の参道はこちら。↓
今年の御製
明治天皇 御製
「いつはらぬ 神のこころを うつせみの 世の人みなに うつしてしがな」
昭憲皇太后 御歌
「みがかれて ひかりいでたる 玉みれば 人のこころに ひとしかりけり」
畏れ多いことですが、私たちはみな、神さまの子供であると思います。
でも、神さまのこころをそのまま持てるわけでもなく、精進していこうと思いました。
手水は相変わらずふた付き。
以前は直接、ひしゃくに口をつける方も見られたので、まあ、仕方ないのでしょう。
新型感染症、インフルエンザもまだまだ、流行しておりますし。
この静かな時間が好きです。
今年はここでもご昇殿される方がとても多い。
祓詞、修祓(しゅばつ)、金幣の儀、祈願文の奏上、拝礼、神楽とすすみます。
御簾の向こうの陛下がおられるご様子を感じられて、ひたすら有り難く思います。
授与品をいただいて、御神酒に口をつけて直会です。
神楽殿の地下にはお正月のお花がいけてあります。
素晴らしいので毎年、楽しみにしております。
改めて拝殿からご挨拶します。
気持ちが大きくなっているので(笑 「世界平和」をお祈りしました。
ありがとうございました。
2024年もよい年になりますよう。
(追記:これを書いたのは2023年年末。能登では大きな被害があり、まだこの時点でも余震が続いております。心からお見舞い申し上げるとともに、皆さまが安心して過ごせますようにとお祈りします。2024年1月1日)