1月4日から2月13日まで山羊座に火星が入ります。
火星は山羊座で社会のなかでの目標を達成するためにパワーを発揮します。
実績や目的を達成することにパワーを注ぎますが、
一方で、集団の力で戦っていくこともあるので、派閥での争いや集団同士の戦いも象徴します。
この時期、太陽もこの山羊座にあり仕事で結果をだすこともあるのですが、
集団性のあるサインはので、会社同士のライバル競争も見えてくるかもしれません。
特に木星と火星がトラインとなる1月12日にむけては、その努力の結果や実績は、お金や才能につながっていきます。
1月12日の東京でのホロスコープ
火星と木星だけみると、資本があるから、さらに儲かりますという身も蓋もない状況にみえますが、魚座の土星がよい配置をとっています。
なので、弱い立場の者を守るルールや、儲けではないところで手持ちの才能や資本を使って社会的な結果を出していますね、と読みます。
特に月が山羊座を運行する10日(正確には10日の10時35分から)から12日の午前中は、山羊座での新月もあり、印象的なイベントが起こるかも知れません。
(新月の記事は別に書きます)
この火星は2023年12月21日ころから、2024年1月23日ころまでOBB(アウト・オブ・バウンズ)という赤緯・北緯の23.26度を超えた位置にあり、良くも悪くも目立つ働きがあります。
同時に山羊座には冥王星もあるので「やるなら徹底的に」というスイッチがはいってしまうこともありそうです。
火星の「戦う」というパワーが目立ってしまうので、事件や事故も象徴されます。
なので、予定は無理をしないようにしたいし、時間に余裕をもってまいりましょう。
過去に記事を書いております。「火星のアウトオブバウンズ 2019年 (結果追記あり)」 →https://divinus-jp.com/archives/40601
このあと火星と天王星がトラインとなる1月30日のホロスコープ
月も含めた月のグランドトラインができています。
冥王星は、1月21日に水瓶座に抜けていますが、土のサインが強い配置です。
山羊座に冥王星があったときの圧力を感じる配置でもあります。
なので、既存の組織や社会からの圧力や、お金や権力のあるもの、実績のあるものが「エラい」という雰囲気は「もう、うんざり」と思うかもしれません。
ただ、この「うんざり」感が次の水瓶座冥王星時代にはいって、それを全力で否定していくパワーとなるのだと思います。
一方で、この時、冥王星は水瓶座にあってその支配天体は天王星です。
太陽と冥王星が重なるのは、ギリギリ山羊座にある1月20日22時43分。
その後、太陽が水瓶座に入るのが1月20日23時。冥王星が水瓶座に入るのが1月21日9時51分。
火星と冥王星が重なるのは、冥王星と火星が水瓶座にはいってからの2月14日。
その火星のパワーがでてくるのは、2023年12月下旬から2024年2月中旬までだと思います。
それは、ずっと見えなかった、あるいは見ようとしなかった、無視されつづけてきたこの数年のパワーが表にでてくる配置になりそうです。(このあたりは別に記事を書きます)
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。